はじめんと私【はじめしゃちょー】

story.7 ページ8

なんだかんだあったけど、楽しい動画が
作れそう






はじめ「今週の火曜日に撮るから

あ、昼間ごろ来てね！待ってる！」




私が朝弱いからか、私に気遣いしてくれたのか




「はじめしゃちょー」は撮影日を昼間に

してくれた







＊







大学での勉強


いつもは退屈で、数学なんか特に退屈なんだ

けど、 明日ははじめしゃちょーと動画を

撮るんだと思ったら とても嬉しい。







街を歩いていると 小学生達の

楽しそうな声が聴こえた





「今日のはじめしゃちょー面白かったね」

「僕、大きくなったら、Youtuberになりたい」








私も憧れのはじめしゃちょーの動画に



出られるんだと 少し優越感を感じた









『7時です。』





A「ん！？」

目覚まし時計が鳴った




折角 火曜日なのに...





今日は 休日。
というより、わざと予定を入れないようにして
おいたのだ




二度寝しようとしても、目が冴えて

眠れない。仕方なく起きた



A「はーっ」

朝食にフレンチトースト食べて 紅茶を飲んだ





スマホを見ると、はじめしゃちょーがTwitterで

「ファイルの上走ります 助っ人登場」と
ツイートしている




下には助っ人って誰 や はじめん大好き

などの称賛コメントが満ちていた



助っ人か...





皆 期待してるだろうな



A「頑張ろう」


心臓の音が妙に大きく感じた


いけない、緊張しすぎて はじめしゃちょーの

迷惑になってしまう。



そればかりは どうしても避けたいし、





あと何時間...？




今7時だから





うわあああああああ






一人で時間を待つのも 退屈なので






lineで友達にはじめしゃちょーと



動画を撮るという約束を 打ち明けた





マユコ@実況LOVE「嘘でしょ！？」

本当だよ




「本当に本当に本当？」





本当に本当に本当に本当に本当



「本当に本当に本当に本当に本当に本当？」





本...ああ、面倒くせえ



「はじめしゃちょーの助っ人として出るの」


マユコ「いいなあ〜」

ふふっ 羨ましがってる



普通の人は出られないんだよね

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