#45 ページ46
渡辺side
俺らは劇場版私立バカレア高校に出演することになった。バカレア組の男6人は仲良いけど、問題は牧原A。ほんとにぜんっぜん話したことない。でも仲良くする気もない。それは俺のメンバーも同じだった。
スタッフ「Snow Manさんクランクインでーす」
スノ「お願いしま〜す」
慎太郎「頑張りましょうね！」
岩本「おう！よろしく！」
バカレア組と俺らが話し出すと、居場所の無さそうにぽつんとその場を去って座る牧原A。変な奴。
撮影が始まりメインのバカレア組に対してそこまで沢山出番がある訳では無い俺ら。イスに座って撮影を見ていた。ふと横を見ると誰もいなかった。
周りを見わたすと俺がぼーっとしていた間にケータリングを取りに行ったり、トイレに行ったりしている。
小さめのため息をつきながら首を戻すと
渡辺「………！？うぁぁ！？」
何故か俺の隣に牧原A。そして俺のピアスをまじまじ観察していた。
『……っ！……』
渡辺「…なに？って！……えっ？」
無言で走り去っていく。
渡辺「えぇ〜…………？」
意味がわからない。何がしたかったんだあの子？
スタッフ「Snow Manさん準備お願いします〜！」
スノ「は〜い」
バカレア組の撮影が終わり、俺らの番になった。
牧原Aは樹のあとをちょこちょことついて行っていた。俺らの方を気にしながら。でも俺と目が合うと直ぐに目をそらす。
渡辺(……なんなんだあいつ)
と、もやもやした気持ちでまたぼーっとしていたら。
佐久間「！翔太危ない！！」
渡辺「え？」
強風に煽られた小道具の鉄パイプが俺の頭上に落ちかけていた。
目を閉じて頭を隠しながら走ったが、どうも間に合いそうにない。
ああ、終わったな。と思った次の瞬間。
俺の体は風ではないなにかに飛ばされた。
ざざっーーーっと衣装とコンクリートが擦れる音と同時に鉄パイプがガランガランと誰もいないところに落ちる。
渡辺「あ、あぶねー…」
と目を開けた瞬間。俺をぶっ飛ばしたものの正体が分かった。
『！大丈夫でしたか！？怪我、ありません！？』
…牧原A。
こいつが俺を助けてくれた。でも、なんで？
渡辺「お、おう、大丈夫だけど」
でもこいつがいなかったら俺死んでたかも。
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moamoa5252(プロフ) - 今まででみてるなかのお話で一番好きです！！ほんとにすきです！！７話ぐらいででてきたきょもとの絡みとか、じゅったの心情的なのがほんとにおもしろいです！頑張って書いてください！応援してます！！ (2020年1月20日 18時) (
レス) id: ebff0dffaf (このIDを非表示/違反報告)
かり(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます(; ;)頑張ります！ (2019年8月18日 19時) (レス) id: f865a489e6 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SixTones北斗君と大我君と樹君のオール担当です最高です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年8月18日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かり | 作成日時：2019年8月18日 18時
