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夏油side
A「夏油さんは・・・呪術師?」
「私は、呪詛師だよ。」
Aちゃんは、どんな反応をする
だろうか。まぁ、怯えるのだろう。
──だが、思いもしなかった答えが
返ってきた。
A「じゃあ、私も同じかも・・・」
A「私も・・・人を殺した。」
「“人を殺した”というのは?」
A「私が・・・氷翠家の人間を殺した。」
──その時の話はあまりにも非道く、
8才の彼女が体験していいことでは
なかった。
Aside
雪が降る寒い日。
雪の、白い地面に合わない赤黒い血痕。
返り血まみれで汚れた私。
そこで私の意識は途切れた。
──意識を失っている間、夢を見ていた。
??「手前は昨日の!自'殺願望!」
??「はいはい今日も元気だね」
??「なんで__さんはそんなに__さん
を煽るのかな・・・。あともう少し静かに
した方がいいと思うけど。」
顔はインクで塗り潰したように、
人の名前は伏せるようになっていて、
どんな顔か、なんて言っているのかが
分からない。
でも、
喧嘩・・・かな。いいなぁ。
賑やかで、楽しそう。
──だが、私は急に渦に吸い込まれ、
目が覚めた。
起き上がると、変な前髪(失礼)の男の人
がいた。
私は彼のことを観察(?)する為に彼を
ガン見していたが、彼も負けじと
見つめ返してくる。
しばらくすれば彼の手が伸びてきて、
殴られると思った。家でのことが
脳内でフラッシュバックする。
思わず手で弾いてしまった。
彼は何なんだ。さっきは殴ろうとした?
「誰・・・ですか」
??「私は夏油、夏油傑だよ。」
しばらく無言が続く。
その無言を破ったのは私で、
口が勝手に動いていた。
「私は、A。」
そして、
「夏油さんは・・・呪術師?」
気になっていたことを聞いていた。
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hina(プロフ) - やつがれさん» あ、ありがたきお言葉・・・・!!(歓喜) (2月4日 17時) (レス) id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
やつがれ - 人間だれしもミスはあります!それでも頑張ってください!! (2月4日 15時) (レス) @page15 id: 17cb49f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 月宮澪華さん» ありがとうございます!これを励みに更新頑張ります! (1月1日 3時) (レス) @page15 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
月宮澪華 - 応援パワー!!hinaさん頑張れー📣 (1月1日 1時) (レス) @page15 id: 863fc1a2b1 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 更新するのはお正月辺りになってしまうと思います。スケジュールがびっしり詰まっていました。更新できれば更新します。私に応援パワーを下さい。 (10月21日 17時) (レス) @page12 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:厨二病ABC. | 作成日時:2023年8月8日 23時