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この時からバケモン ページ31

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A幼少期side

今、服の襟を掴まれてるけどなんとか
なるかでしょ。

どうせ、その辺のチンピラモドキ。
襟を掴んでいる腕を踵で蹴飛ばす。
チンピラが悶絶している隙に少しだけ
ボコる。

すぐ終わった。

マジか。

「よっわ」←(あなたがお化けなだけ)

よし、家帰るぞ〜。

家に帰った。そのあと、思い出した。
私の両親は今旅行に行ってたんだった。

鍵かければ、どこ行ってもいい。←

・・・prrrr

突然電話だがかかってきた。
受話器を取り、電話に出る。

「はい、白夜です。」

『Aちゃん?』

父と母の会社の同僚だ。

「はい。」

『あのね、あなたのお父さんと
お母さんが、亡くなったの。』

え?

『事故に巻き込まれてね』

事故か・・・。

「そう、ですか。」

落ち着け、私。
冷静になれ。

『手続きとかは私の方がやっておく
から。じゃあね。』ガチャ

どうする?ここには鬼殺隊はない。
一人ぼっちだ。でも、訓練は
やんなきゃな。

その事故から時間がたち・・・

私が初めて呪霊を見たのは6才のとき。

ちょうど小学校に入学したばかりで、
見たときはびっくりした。
鬼か?それとも別の何かか?
でも鬼は日中は活動できないはずだ。

それでも鬼だったら、今は対処が
できない。

だから、あまり気にしないことにした。

でもそれは8才までの話。

ある日、呼吸の訓練をしていたときだ。

ヴォォア゙ァァ゙

キャァァァ


悲鳴が聞こえた。

悲鳴が聞こえた場所に行くと、
化け物(呪霊)がいた。

人を襲っている。そう判断した
瞬間、なんとも言えない怒りが
やってきた。

訓練で使っていた木刀を構えた。

木刀に、怒りが、籠もった。

なぜかは分からない。でも、これなら、
こいつを“斬れる”。そう思った。

雷の呼吸・壱の型、霹靂一閃

“斬った”。パラパラと散っていく。


今思えば、あの呪霊が雑魚でよかったと
思う。一級とか、特級とかだったら、
大怪我してた。

今は大怪我しないけど。

その日から、人に危害を加える呪霊を
祓っていた。

昼夜問わず、祓っていた。
でも、どうしてこんなのが生まれるん
だろう。謎だった。

でも、それで助かる人がいるなら、
何かと頑張れる。

励まされて頑張れるのは、カナヲだけ
なんだけどね。

──────────────────

余談
Aさんが雷の呼吸をよく使う理由は
一番手っ取り早いからです。



文字数ッ!

ドッキリ→←孤独



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hina(プロフ) - ウサギさん» 惚れた。結婚しません??めっちゃ嬉しいんですけど。 (4月21日 22時) (レス) id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ - こういうタイプの作者さん好きだわ。 (4月21日 19時) (レス) @page14 id: 63bc4ecefa (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 七星 麗華@???,??,??さん» 嬉しいと言って貰えて光栄です! (7月27日 18時) (レス) id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華@???,??,??(プロフ) - イベント参加ありがとうございます!呪術廻戦と鬼滅の刃の作品で嬉しいです! (7月27日 18時) (レス) id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - あははさん» コメントありがとうございます!ちなみに、どんな内容がいいとかありますか? (6月20日 7時) (レス) id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:厨二病ABC. | 作成日時:2023年4月20日 15時

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