最強を超えるチート。

孤独 ページ30

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Aside

｢私は人間だから、完璧って訳じゃない｡
どこかで躓いているし、後悔してる｡｣

真希の目標に、苦労に、私は共感できる

呼吸を上手く扱えず、そのことで任務に
同行した隊士には迷惑をかけた。

でも、同期や師範のおかげで諦めずに
訓練することができた。
きちんと扱うことができた。

｢あっ、真希。
真希“は”一人で頑張ろうとしないでね｣

一人で上まで上っても、そこには
誰かいる。その誰かと助け合って、
高め合うことができれば、初めて自分を
知れる。私は、生まれ変わってから
“一人ぼっち”｡

両親は事故で死んだ。
当時4才の私を置いて。

あぁ、これから話すことは真希たちには
秘密ね？これは12､3年ぐらい前の話。

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A幼少期side

生まれ変わって3年ぐらいかな。
本当に、記憶があってよかった。
なかったら、ただ騒ぐだけの子供に
なってた。

なんて思っていても、今行っているのは
丈夫な体作りと呼吸を使える肺を作る
ことだ。

でも、まだ3才。
体作りは歩いて行うとして、呼吸だ。
やり方は分かる。そこで問題なのが、
この体で呼吸ができるのか。
ドキドキしながらとりあえず
全集中･常中をやってみる。
・
・
・
出来た。この体は天才か！？
出来たなら、四六時中続ける。
両親は呼吸音がうるさいと言って
いたが､そのうち諦めた。

1年後･･･､4才。
歩けるし、走れる。結構話せるように
なった。

これから運動。
まず広いところに行く。

家が都会って、なんか大変だわ。
広いところないし。

ふむふむ、迷子だ。←

勘の言うままに歩いていたら現在地が
分からなくなった。そもそも両親には
遊んでくるとしか言ってない。

どうしよう？

なんて歩いていたら、路地裏に。は？


マジで一人で出歩かなきゃよかったわ。

明るいところがあったから、
そこに行く｡否、行こうとした。

誰かにぶつかったのだ。


??｢オイ、誰かいんぞ｡｣

そう、ぶつかってしまった奴が言った。
ふむふむ、見た感じ不良だな。

見つかった後が面倒だから逃げる。


いや〜、体鍛えておいてよかったわ〜｡
↑(まだ鍛えてない。元々身体能力が
お化けなだけよ、君｡)

とは言っても、相手は育ち盛りの
(多分)中高生｡

まだ追っかけてくる。
・
・
・
捕まった。クソが。
このままだと、両親が心配する｡
だから、私が処することにした。



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この時からバケモン→←人間

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