やさしく起こしてくれるメンバーランキング惜しくも第二位の茶色編 ページ6
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てつやの家に着いて、Aがまだ来てないってりょうくんから聞いた。まだ集合時間前だからいいんだけどね。僕とりょうくん以外来てないし、てつやは寝てる。
とりあえず電話かけてみよう。
「もしもし？A」
「ひゃいAです」
「起きてたんだねえらいえらい」
「おきてるといえばおきてる」
「寝てるといえば？」
「……ねてる」
「お迎え行く？」
「ん、ざわくんきて」
寝起きのAは、いつもの3倍くらいふにゃふにゃしてて、おきてるって言いながらも半分寝てるような感じ。ざわくん来てだって。なにそれなんでこんなにかわいいの。
りょうくんに行ってくるねって伝えて、いざAの家へ。
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「寝てるし」
「…おきてるし」
「早く着替えていくよ」
「てっちゃんもうおきた？」
「てつや？まだ寝てたよ」
「じゃあAの勝ちだ」
「Aがここでぐだぐだしてる間にてつやがおきるかもよ。そしたらAの負け」
それはやだっていいながら、起き上がるA。当たり前みたいにパジャマ脱いでるけど、僕がいるの見えてる？
「ざわくんみないでよ」
「だったら見えるとこで着替えないで」
「てっちゃんだったらすぐ触ってきそうだけど、ざわくんは紳士だね」
上半身下着姿でそんなこと言うAの腕を捕まえて、ぎゅって抱き締めれば、ざわくん？どうしたの？なんて言ってくるからそのままベッドに押し倒した。
「僕も男だってこと忘れない方がいいよ」
「…ちょっとどきどきした」
「ちょっとだけ？」
「うそ。たくさん」
このまま襲ってもいいかなとか思ったけど、さすがに撮影前だし、そもそもそんな時間もない。諦めててつやの家に行くしかない。
「遅刻するから行くよ」
「ん、てっちゃんに負けるのはやだから」
「今ならまだとしみつにも勝てるかもよ」
「としくん、また遅刻か」
「Aも人のこと言えないからね」
「Aは、みんなが起こしてくれるから遅刻はしないもん」
「こら開き直らない」
「ざわくん、今日もありがとう」
「どういたしまして」
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家の中で騎馬戦をすると�、�←やさしく起こしてくれるメンバーランキング堂々の第一位青色編
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作者名：花 | 作成日時：2019年4月28日 14時
