160話 ページ35
クズと部長の頭をひたすらわしゃわしゃする事数十分。
大先生の髪はサラサラだしコネシマの髪は撫でごたえがあって楽しい。
チーノの頭だけじゃなくて他のやつの頭も撫でてみよっかな……と思う。
それに、撫でられている2人の表情が顔のパーツが溶けるんじゃないかと思うくらいデレッデレなのも面白い。
無心で両手を動かしていたらいつのまにか11時近くなってしまった。
『っあーー……いつまでも此処で時間溶かす訳にもいかんなぁ』
「えぇ〜、もう終わりなん?」
もっとやってや♡とキュルン顔する大先生。
無言で頭をぐりぐり押し付けてくるコネシマ。
『ん〜。なんか動きたくなってきた』
「俺は眠い」
『さっき一瞬寝たばっかやん』
「だが眠いんや」
胸を張ってそう言うコネシマに、大先生が「その自信なんなん…」と笑う。
ういしょ、と立ち上がったAが2人を振り返った。
『じゃ、どっか行ってくるわ!』
「…はーい」
「またやってぇや」
名残惜しそうな二人を背に、Aは歩き出した。
ーーーーーーー
『くんれんじょ〜っ♪』
三度の飯より愛した訓練場へ、ご機嫌な歌を歌って入る。
「…せやな、訓練場や」
誰もいないと思っていたらロボロと目があう。
恥ずか死するA。
『……』
「死ぬな死ぬな」
『忘れて……』
「それは……無理ちゃうか」
『じゃあ記憶トばしてやるわ!!!!』
急に起き上がり、そこら辺にあったゴム製の刀で斬りかかるA。
「なっ……!?」
油断していたロボロはまともに鳩尾に食らう
「ぐっ……」
だが、鍛え抜かれた腹筋によりゴム製刀の方がぐにゃっと歪む。
衝撃を受けるA。
『な…何でお前らそんな腹筋硬いんや!?』
「えぇ?」
鍛えとるもん。
筋肉の話題になり謎のスイッチが入ったのか、ボディビルダーのポーズを次々ととるロボロ。
「このポーズ良くない?三角筋の美しさが引き立つっつうか……」
『なぜ…?私には何が足りない……?』
「シックスパック見せつけんのもええよなぁ。夢」
『プロテイン?いや飲んどる…踏んだ場数は同じくらいなはずやねん。なら……』
「夢といえば、俺の夢“大胸筋が歩いとる!”って言ってもらうことなんやけど…」
『ドーピング!?ドーピングなのか……!?』
「……聞け!!!!!!」
『ひゃいっ』
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774号(現在稼働中)(プロフ) - Nebelさん» もちろんです!掲載は遅くなってしまうかもしれませんが……ですが、リクエストを頂けるの、本当に嬉しいんです!いつもありがとうございます!! (2022年8月19日 8時) (レス) id: a4d1e34ed0 (このIDを非表示/違反報告)
774号(現在稼働中)(プロフ) - マロンさん» ぁ、コメント欄に天使様が……!(跪く)今日中には1話更新できると思うのでどうかお待ちください…! (2022年8月19日 8時) (レス) id: a4d1e34ed0 (このIDを非表示/違反報告)
Nebel(プロフ) - !? 2つともリクエスト書いてくださるんですか!?本当にありがとうございます!!本当に4回目にもかかわらずリクエスト聞いてくださってありがとうございます!! (2022年8月19日 2時) (レス) @page40 id: ad724ae68b (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - リクエストを受けてくださるだけでありがたいです!いくらでも待ちますので、無理せず書いてくださいね (2022年8月19日 1時) (レス) @page40 id: 3bf4e7811a (このIDを非表示/違反報告)
774号(現在稼働中)(プロフ) - Nebelさん» 4回目!!!感涙です!!!もちろん、お受け致します!!!せっかくなので2つとも書いてしまいますね。マロン様のリクエストを書き終わったら直ぐ取り掛からせていただきます!! (2022年8月18日 11時) (レス) id: 982b5437b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:774号(現在稼働中) | 作者ホームページ:os復活!!うおぉおおおおおおおおおおおお!!!!
作成日時:2022年6月26日 21時