ポッキーゲームをしろ【冨岡義勇】壱 ページ28
【ポッキーゲームをしないと出れない部屋】
「『は？』」
ポッキーゲームって…は？何で？何でこの人とポッキーゲームしなきゃいけないの？いや、接吻した仲だけどさ？徐々に顔近づいていくの恥ずかしくない？
てか私何でこのゲームを知っているのか、不思議だわぁ
「A」
『ハイッ！』
いきなり話しかけてこないでよ！びっくりしたじゃん！
「この、ぽっきぃげぇむとやらは何だ」
この人…私がこのゲームの意味を知っていることを知って言ってるな？しょうがない！教えてやるか！てか、肝心のポッキーどこ？あ、あった。端っこすぎだろ！もっと堂々と真ん中に置けよ！
『えっとですね、このゲームはあそこの端っこにあるお菓子を使って行う遊びです』
「あれを使いどのように行うのか」
『ちょっと待ってて下さい』
そう言って私は部屋の端にあるポッキーを取って中身を取り出した
『このお菓子の両端を私と冨岡さんで咥えて食べ進めていく遊びです。先に顔を逸らしたりポッキーから口を離したり、折ったりしたら負けです、いいですか？』
「分かった」
物分かり良くて助かる…善逸とかだったら絶対叫ぶもんね
「…！」
感心していると冨岡さんが何かに気付いたような顔をした
『？どうしたんですか？』
「接吻してしまうのではないか」
『あぁ、そうですね、してしまうかもしれないですね』
「そうか」
結構あっさりしてる
私は手に持っていたポッキーを冨岡さんに咥えるよう促し、私も咥えた
おん？待てよ、私今からこの人とポッキーゲームするの？
『ちょ、ちょっとだけ待って下さい！スゥー…ハァー…』
平常心を保とうとゆっくり深呼吸をして冨岡さんの方に振り返ると冨岡さんは変な顔をしてこちらを見つめていた
『…何ですか？』
「A、お前の負けだ」
何で？そしてちゃっかり名前呼びしてんじゃねぇか！
『は？え、ちょなんでですか？』
「ぽっきぃから口を離したからだ」
『いや、私まだ食べてませんし…』
「俺は食べている」
何で食ってんだよ、私まだ咥えてとしか言ってないよね？
『それに、まだよーいどんも言ってませんよ』
「⁇」
『まぁ、いいですよ、もう一回やり直しましょう、そのポッキー食べていいですよ』
と言うと冨岡さんは黙々とポッキーを食べ始めた
ごめんの一つや二つ言ってくれませんかね
『…美味しいですか？』
「ああ」
『そうですか』
ポッキーゲームをしろ【冨岡義勇】弐→←耳舐めをしろ【我妻善逸】弍
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリア - 菜さん» 確かにww (2021年4月1日 22時) (
レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆみかん - 夢主が、義勇さんと錆兎とDキスする をつくってほしいですっ！(/>∀<\)ｷｬｧｧお願いします！ (2020年9月10日 16時) (レス) id: 8ebef6a95a (このIDを非表示/違反報告)
菜 - 伊之助の隊服って、上なくない…? (2020年6月28日 7時) (レス) id: 84127cae19 (このIDを非表示/違反報告)
mochi*(プロフ) - 時月月夜さん» 了解です！ (2020年6月11日 17時) (レス) id: ebcbac2253 (このIDを非表示/違反報告)
時月月夜(プロフ) - mochi*さん» あの！リクエスト良いですか？善逸と炭治郎で夢主にDキス。取り合い？でも良いですよ！更新楽しみにしています！ (2020年6月10日 21時) (レス) id: 82712ccb69 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とまと x他1人 | 作成日時：2019年11月4日 23時
