捜査中 ページ35
「…マンちゃん、しんぺいくん知らない？」
「ペ神？」
私の質問にマンちゃんは辺りを見渡すと、「確かに居らんな」と返した。
しんぺいくん、グルちゃんを解剖できないと知った途端何処かへ行ってしまったのだ。
「食堂にでもいるんちゃう？」
「そっか、そうかもね」
マンちゃんの言葉に私たちは、しんぺいくんを捜しに厨房を後にする。
食堂に行くと、其処にはやはりしんぺいくんの姿はなかった。
代わりに其処には、ロボロくんとひとらんくんが椅子に座り込んでいた。
私たちは二人にしんぺいくんの行方を尋ねるため、声を掛ける。
「ロボロくん、ひとらんくん」
すると彼らは声をかけた途端、大袈裟に肩を揺らして驚いた。
そして私とマンちゃんを見るや否や、顔を青くして勝手に弁解を始める。
「べ、別にさぼってるんとちゃうで！？」
「そうそう、ちょっと疲れて休憩してただけで！」
世間一般的に、それを「さぼっている」と言うのではないだろうか。
そう思いつつも敢えて口には出さず、私はしんぺいくんの行方を尋ねた。
正直私たちは、誰が捜査をさぼっているとかにあまり興味はない。
「二人共、しんぺいくん知らない？」
「…っえ、神？」
「それならさっき、理科室に行ったけど」
「理科室？」
ひとらんくんの証言に、マンちゃんは思わず「理科室」という単語を繰り返す。
事件とは関係なさそうなのに、何でしんぺいくんはそんなところに行ったんだろう。
そんな疑問は私とマンちゃんの中に残りながらも、二人に御礼を言うと理科室を目指すことに。
確か理科室は、夕食のことを皆に伝えるため歩いているとき、トイレの側にあったのを覚えている。
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わたうさ@火星人☆(プロフ) - blackappleさん» そのまま本家のキャラを持ってくるのもどうかと思ったので、茶番ちゃんにしてみました！体験版なのでストーリーは違いますが、本編もよかったら覗いてみてください！有難うございます！ (2019年8月15日 1時) (
レス) id: af7c01dafc (このIDを非表示/違反報告)
blackapple(プロフ) - モノクマさんまさかの茶番ちゃんですか笑すごく好きです！ (2019年8月14日 20時) (レス) id: a2bedeb8e6 (このIDを非表示/違反報告)
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