黄色153 ページ3
「で、何で僕ん家来たの」
「遊びたいに理由が要るのかい」
仕事が終わり、私はぺーちゃんの家にやってきた。
「何で来たの」何て言いつつも、既にゲームの準備を始めているぺーちゃんはやはり分かってらっしゃる。
「…にしても、部屋汚いね」
「最近片付けるの面倒くさくって」
おしぼりを投げたくなる様な顔で言うぺーちゃんに、ただ呆れる。
此処最近、片付けるのが面倒くさくなって、今では足の踏み場が無い。
「彼女出来ないよ」と言えば「Aちゃんが居るじゃん」とふざけた言葉が返ってきた。
別に私はぺーちゃんのお母さんでも世話係でも無いんだけどな。
「それに、出来た彼女の部屋より僕の部屋の方が綺麗だと、彼女も気が気じゃないでしょ」
「…呆れた」
そうぼそりと呟いた私に、「だってそうでしょ？」と言ったぺーちゃんの顔はやはりどうもウザさがあった。
そんなぺーちゃんに、側に放ってあったタオルを投げ付けたのは言うまでも無い。
…まあでも確かに、レトくんの部屋に入ってほぼ物がなかったことには衝撃を受けた。
アレは綺麗と言うより、生活感が無いと例えた方が良いんだろうけど、私の部屋より物が少なく片付いていたのは事実。
何だか、敗北感がある。
ぺーちゃんはなんだかんだで部屋に呼ぶが、どうもレトくんは部屋に入れたく無いな。
「…あっ、そうだ、Aちゃん」
「なに？」
するとぺーちゃんは口で「じゃじゃーん」何て言いながら、側にあった段ボールを持ち上げた。
「えっ、何その段ボール。埃かぶってるよ」
「うん、まあ、埃はどうでも良いとして」
そう言ってぺーちゃんは、段ボールを開け、中にあった数個のゲームソフトの中からある一つを手に取った。
それは、ぺーちゃんと同じゲーム好きの私は見たことのあるもので。
「あ、それ昔の…」
「うん、多分僕らが小学生ぐらいの時のだったと思う」
それは昔、何回かテレビでCMを見たことがあるゲームソフトだった。
小学の時、欲しくて親に頼んだが結局買って貰えなかったのを覚えている。
「昨日荷物探ってたら見つけたんだ、家から持って来てたみたいで」
「…や、やろ！早くやろ！やってみたい！」
中学高校になるとある程度のゲームはお小遣いを貯めて自分で買っていたが、小学時のものは持っていなかった。
どうもやってみたくて目を輝かせると、ぺーちゃんもそんな私の反応に嬉しそうに、ゲームを始めた。
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私@ウサギちゃん☆(プロフ) - 千里さん» はい、安心してください！最終的にはレトルトさん落ちです！最終的には！更新頑張ります！有難う御座います！ (2016年6月16日 21時) (
レス) id: 24b6d4d48a (このIDを非表示/違反報告)
千里(プロフ) - 私@ウサギちゃん☆さん» で、ですよね！安心しました（震え声）更新楽しみにしてます笑 (2016年6月16日 19時) (レス) id: 2e848126ea (このIDを非表示/違反報告)
私@ウサギちゃん☆(プロフ) - 彩華さん» 最近やっと書き方が安定して来ましたが、まだまだです(･_･)そう言って頂けて嬉しいです！読み易ければ幸いです！有難う御座います！ (2016年6月16日 6時) (レス) id: 24b6d4d48a (このIDを非表示/違反報告)
私@ウサギちゃん☆(プロフ) - 千里さん» 読み返すと自分でも不安になりますが、勿論レトルトさん落ちです！確かに最近キヨさん寄り…こ、此処からですよ、きっと(震え声) (2016年6月16日 6時) (レス) id: 24b6d4d48a (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - どーやったらこんな上手い文書けるんですか。(´･_･`) (2016年6月16日 0時) (レス) id: 2d791a81b5 (このIDを非表示/違反報告)
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