Lens.184 ページ34
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PCの画面いっぱいに記された英語を社長の言われるがままに読んで、
社長が時々、読んだ？と耳元での問いかけに頷けばスクロールされてまた新たな文字が出てきて、
を繰り返して10分程度か、
｢理解出来た？｣
｢まぁ大体は。結構難しいですね、今回。｣
｢はい、まぁ、コレ、ヨロシク｣
｢………言うと思いました、…で、これをまとめればいいですか｣
｢そ、明後日まで、｣
｢……しばらく居座りますね｣
｢んふ、いいですよ〜でも居座るもなにも週末にはこっち来るじゃないですか｣
んふ、
と、子供みたいに、ご機嫌に笑う社長につられてつい自身の口元も緩む。
｢とりあえず今のヤツがもう終わるんですぐこれに取りかかります｣
……あ〜この部屋暗いから、
数分眺めた程度のPCのブルーライトに目がしょぼしょぼする
智くんから貰ったあのメガネ復活させようかな、
そうぼわぼわ考えながら社長の腕かは抜けようと試みているが、
どうも強い力で締められている。
｢……ちょ、｣
ぐ、と肘で押しながら体を捩る
｢……大野さん、｣
｢…え？｣
急な名前に、捩って動いていた体も止まる。
｢電話、来ました。｣
｢…智くんから？｣
｢…翔くんヨロシク、だって、｣
｢……ふぅん｣
｢……割と、…割と不安｣
｢なんで｣
ぎゅう、と
ぬいぐるみ抱きしめるみたいに、
強く、でも優しく、息が詰まらないように
社長、は変人で完璧だ。
でも和也は、
和也、は、どうだろうと考えたら
和也は俺が思っているよりも脆く、子供みたいだ
批判の声を、好奇の目を、愛されない、信頼の無い、
社長、という人物で、強く強くある為に、
自分、を疎かにし過ぎた和也、は、
社長ではない、和也は
不安だと言うソレは、
あぁ
｢どこにも行かないよ｣
社長、から逃げた秘書が
傷つけないためにしたことが、逆に傷つけたと今気づく
和也を置いていった、俺は、俺が、俺だから、
また逃げると、また置いていくと、
また、1人にすると、
和也はそう思ったんだろう震えは、社長じゃなくて、和也のだ。
｢ここにいるよ｣
少し振り向いて、
見られたくないからか俺の背中に顔を埋めてしまう和也の前髪をかき分けて、
額に唇を押し付ければゆっくりと、瞳が覗く、
｢……そんな顔させたくない｣
愛して、あげたいんだ
和也を。
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ミラノスカイ(プロフ) - りんかさん» はじめましてりんかさん。一気に！わ〜嬉しいですありがとうございます( ; _ ; )はいやっと恋人になりました、、笑 甘々な磁石さんをお届けできるよう頑張ります(^^ コメントありがとうございます ♪ (2016年12月30日 2時) (
レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - はじめまして♪すっごくおもしろいし、翔くんがかわいくて一気に読んじゃいました！やっと恋人になれてよかったです！これからは、あまあまな磁石をお願いします！更新楽しみにしてます♪ (2016年12月21日 15時) (レス) id: 83274e477c (このIDを非表示/違反報告)
ミラノスカイ(プロフ) - 美翔さん» 初コメありがとうございます…、そうなんです長々引きずった割にはすぐ発展しました 笑、 楽しみにしていただけて光栄です、応援ありがとうございます ( ; _ ; ) (2016年10月19日 0時) (レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
ミラノスカイ(プロフ) - キャニスさん» わ、初コメありがとうございます…、お酒のお供が出来て光栄です〜今後ともよろしくお願いします♪ (2016年10月19日 0時) (レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
美翔(プロフ) - 初コメ失礼します！ ニノと翔ちゃんの恋が発展して、もぉーキュンキュンです！更新楽しみにしてるのでこれからも頑張ってくださいね！ (2016年10月12日 1時) (レス) id: a67075188a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミラノスカイ
| 作成日時：2016年9月19日 18時
