Lens.161 ページ11
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とりあえず人が通る場所でいい歳した男同士が(しかも片方泣いてる)ゼロ距離にいるのも注目の的なので社長宅に入れてもらって、
色々、……色々話合わなくちゃいけなくて。
やっと言った。やっと言えた。
傍にいたいと言った。傍にいてくれと言われた。
まず1番に秘書の事。
社長は全部丸山に聞いたらしくまぁ全部聞いたのだから全部知っているわけで小林の事、社長をダシに脅されてた事、1人で全部我慢してた事、とか色々話して、後半に至っては怒られて。
それも社長は自分の為だと分かっていたからそりゃもう困ったような顔で怒っていたけれど、
でも、
｢1人で抱えるのは無いんじゃない。｣って、
｢器用じゃないくせに強がって｣って、
｢翔さんは小林の思惑に気づかなくて顔向け出来ないなんて言うけどそんなの小林の事でいっぱい抱えてた翔さんに気づいてやれなかった俺の方が本当は顔向け出来ない｣って、
今になってあぁ言っていればここまで遠回りしなかったのかなぁって。
｢相談しなくてごめんなさい。｣
｢心配かけてごめんなさい。｣
社長は次はもう無い、まぁもうこんな事起こらせないようにするけど、と悪戯に笑った。
｢どうしますか？｣
｢え？｣
｢秘書。空いてますよ。｣
｢……履歴書、｣
｢んふ、そんなの結構です。翔さん、辞表は受理するの時間かかるんだよ。｣
｢…まだ受理してなかったんですか？｣
｢するつもりだったよ。しようと思った時に色々起こったから、受理してないから翔さんとの約束破ることになっちゃったけど、別に良いですよね？｣
｢………俺は、あなたの秘書ですからお好きにどうぞ、｣
｢ん、良い心構えです。｣
｢……あぁ、翔さん、｣
真横からグンッと顔を社長の方に向けられて。
｢もう逃げないでくださいね。｣
｢っ、｣
近距離なんて物で表わせられない程唇が触れそうな距離で、
社長と目が合って、社長の視線が下に下がって、
｢正式なキスって、初めてじゃないですか？｣
｢っ？！｣
｢…んふ真っ赤、………してい？｣
社長の左手が耳から頬をなぞる様な手つきで、
右手が腰に回って、
うわぁなにこのやらしい触り方、ホストかよ、ホストかよ、なんてわざとふざけて考えて落ち着かせて見るもこんなもの無効化で、
スリ…、と鼻が擦り合わされて、
｢ッ、｣
軽く、本当に軽く触れた唇、
｢確認だけど、翔さん、今日から俺の恋人だからね｣
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ミラノスカイ(プロフ) - りんかさん» はじめましてりんかさん。一気に！わ〜嬉しいですありがとうございます( ; _ ; )はいやっと恋人になりました、、笑 甘々な磁石さんをお届けできるよう頑張ります(^^ コメントありがとうございます ♪ (2016年12月30日 2時) (
レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - はじめまして♪すっごくおもしろいし、翔くんがかわいくて一気に読んじゃいました！やっと恋人になれてよかったです！これからは、あまあまな磁石をお願いします！更新楽しみにしてます♪ (2016年12月21日 15時) (レス) id: 83274e477c (このIDを非表示/違反報告)
ミラノスカイ(プロフ) - 美翔さん» 初コメありがとうございます…、そうなんです長々引きずった割にはすぐ発展しました 笑、 楽しみにしていただけて光栄です、応援ありがとうございます ( ; _ ; ) (2016年10月19日 0時) (レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
ミラノスカイ(プロフ) - キャニスさん» わ、初コメありがとうございます…、お酒のお供が出来て光栄です〜今後ともよろしくお願いします♪ (2016年10月19日 0時) (レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
美翔(プロフ) - 初コメ失礼します！ ニノと翔ちゃんの恋が発展して、もぉーキュンキュンです！更新楽しみにしてるのでこれからも頑張ってくださいね！ (2016年10月12日 1時) (レス) id: a67075188a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミラノスカイ
| 作成日時：2016年9月19日 18時
