Lens.68 ページ8
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その日から、物事は急速に動いた。
柄にも無く努力なんてものをしちゃって。
しかもそれがまたいい。なんて思っちゃったりして。
クソみたいなジジイの社長とも呼びたくないヤツを蹴落とす為に、
社長まで成り上がる為に、あの人の全てを知りたいが為に、
時にはジジイの言いなりにもなり、雑用も、面倒くさい仕事も、大事な会議も出張もなにもかも全部こなしていった。
気づけば、社長にまで成り上がった。
けれど、周りに人はいなくなった。
ああそっか。
仕事に打ち込みすぎてトモダチとかドウリョウとか蔑ろにしてたのか。
けれど、そんなものは要らない。
浅く築かれただけの関係なんか、見た目だけの信頼なんか、反吐が出る。
俺は、あの人が知れたら良い。
俺は、あの人の傍に。
俺は、あの人が居ればそれで良い。
例えそれがあの人の迷惑になろうと、知ったこっちゃない。
あの人を俺の傍に置くにはどうしたらいい。
考えて、考えて、その結果、焦らず時間を溜めてから、進む。
「ねぇ田中ぁ。」
「なんでしょう？」
「そろそろかな。」
「...あぁもうそんな時期ですか...そうですね、良い頃合いでしょう。」
「ん。」
姫君にはカボチャの馬車を。
俺が彼を傍におくことで、
彼が今まで築いてきた地位も平和も全て奪う事になって。
それが彼を傷つけようが、俺は諦めない。
最低な事に、彼がどんなに泣いて嫌がっても離す気は無い。
彼が俺の傍にいることをどんなに嫌がろうが、どんなに嫌われようが、
俺は彼が欲しかった。
強欲で。例え彼に大事な人がいようと。
櫻井翔が、欲しかった。
それは、喉から手が出る程に。
「アンタ、今日から俺の秘書だから♪」
さぁ、アナタをどう堕とそうか。
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夢咲美森 - あけましておめでとうございますm(_ _)m新年早々面白かったです(^o^)チョードキドキしました(≧∀≦)また今年も更新頑張ってください(・ω・)ノ応援しています)^o^( (2017年1月13日 20時) (
レス) id: fccf25a126 (このIDを非表示/違反報告)
ミラノスカイ(プロフ) - お餅さんさん» 本当ありがとうございます！！( ; _ ; ) (2016年3月21日 2時) (レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
ミラノスカイ(プロフ) - 櫻宮大好きさん» お待たせして申し訳ありません( ; _ ; ) (2016年3月21日 2時) (レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
お餅さん(プロフ) - いや、この言葉を聞けて嬉しかったです!!私、ミラノスカイさんに並べるよう頑張ります!! (2016年3月17日 15時) (レス) id: 55f73a3cfe (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮大好き - 続き、まだですか。楽しみにしています。 (2016年3月16日 23時) (レス) id: 7a5498f3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミラノスカイ
| 作成日時：2016年1月17日 21時
