Lens.63 ページ3
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同意もしてないのにグイグイと俺の腕を引っ張るこいつ。
「さあほら早く用意して。行きますよ〜。俺車持って無いんすけど櫻井さん持ってますよね？あっ安心してくださいアメリカでも良い風呂はあるんですよ〜まぁ俺の地元の温泉には及ばないっすけどね〜。」
聞いてもいないのに何をペラペラぺラ、うざいのは雅紀だけにしろよ。(失礼)
潤、よくこんなやつと同期やってたな...。
掴まれた腕を、バッと離して。
「....悪いけど、まだ仕事あって、」
嘘だけど。
「まとめなきゃなんない資料もあるし、」
そんなの無いけど。
「社長のスケジュール管理だってあるし、」
田中さんが持ってるけど。
「私情に割ける時間は無いし、」
今すげぇあるけど。
「車も社長が使ってて無いし、」
これはホント。気にくわないけど。
「だからせっかくの誘い悪いけど、断らせてもらうね。」
「......ふぅ〜ん、」
先程までうざいぐらいに動いていたお喋りな口は、急に静かになって。
「なんだ。つまんねぇの、」
俺が理解する前にこいつは誰かに電話をかけて。
さっきと雰囲気違うなぁ、なんて。
もう用が無いのならここにいる必要は無いのだけれど。
「あ〜もしもし潤くん〜？」
.....潤？
「潤くんが言ってたさぁ、櫻井さん。話してみたけどさぁガード堅ぇわ。潤くんこんな堅物の何が良いの〜。」
......なんかさり気なく貶されてんだけど。
おそらく年下であろうこいつに舐めるように見られて。
「あ、櫻井さん。潤くんが変われ。って、はい。」
ほい、と渡されたケータイ。
耳に当てて、もしもし、そういう前に、
「ほんっっっっっっっっとにごめんなさい翔さん！！！！」
鼓膜が破れそうなくらいデカい声にケタケタ笑う目の前のやつ。
「....潤、こいつ何。」
『いや、あの〜そいつ俺の同期で、』
「うん。知ってる。」
『翔さん出張どうしてるかな、って相葉と話してたんすけど、なんかそいつそれ聞いてたみたいで、』
はあ、
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夢咲美森 - あけましておめでとうございますm(_ _)m新年早々面白かったです(^o^)チョードキドキしました(≧∀≦)また今年も更新頑張ってください(・ω・)ノ応援しています)^o^( (2017年1月13日 20時) (
レス) id: fccf25a126 (このIDを非表示/違反報告)
ミラノスカイ(プロフ) - お餅さんさん» 本当ありがとうございます！！( ; _ ; ) (2016年3月21日 2時) (レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
ミラノスカイ(プロフ) - 櫻宮大好きさん» お待たせして申し訳ありません( ; _ ; ) (2016年3月21日 2時) (レス) id: b640a89147 (このIDを非表示/違反報告)
お餅さん(プロフ) - いや、この言葉を聞けて嬉しかったです!!私、ミラノスカイさんに並べるよう頑張ります!! (2016年3月17日 15時) (レス) id: 55f73a3cfe (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮大好き - 続き、まだですか。楽しみにしています。 (2016年3月16日 23時) (レス) id: 7a5498f3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミラノスカイ
| 作成日時：2016年1月17日 21時
