私の継子【伊黒小芭内】 (ページ48)

今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:131,059 hit

47 ページ48

竹刀を握りしめて、Aと向かい合う。
どことなく緊張感流れる場で、Aが緊張しないでと一言だけ言って、真剣な顔をする。

「……それじゃあ行くよ… 伊黒…」

そう言うのと同時にAの姿が俺の視界から消える。
そして、後ろから気配を感じとって振り向くとAが俺に1つ攻撃を入れる。

吹き飛ばされながらも何とか受け身をとる。
だが竹刀でやられた所から痛みがする。これが柱の力かと痛感する。

「おぉ流石伊黒。受け身とったんだね。」

「それじゃあ次は、呼吸を使って…伊黒から来なよ」

余裕そうな顔でそう言うAに向かい、俺は竹刀を構えて呼吸を出す。
いつもの刀と違うので威力は落ちてしまうが……

蛇の呼吸伍の型蜿蜿長蛇

「！」

Aめがけて呼吸を出す。
斬撃ならこの技が1番威力がある。

Aの後ろに回り込んで、脇腹に竹刀を入れる。
するとAは身をひねって攻撃を避けると、竹刀を放り出し一瞬そっちに目線が行った時に首に衝撃がはしって俺の視界が黒く染まった。

ーーーーーーーーー
＊雑ですいません。