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「伊黒。もしかして1人で稽古でもやってたの?」


と急に聞いてくるので、思わず言葉が詰まる。



「自主的に強くなるためにやってたのもあるし、アンタが忙しくて稽古付けれない代わりに。」




座っているAの横に腰を下ろして答える。
するとAがそうかぁ…と言って暫く考え込んだ後、



「だったら伊黒、これからは言ってくれたら稽つけるよ。1人でやるより2人でやった方が強くなれるし」


と言った。それは大丈夫なのか?と聞く。
するとAは何が?と言う。




「だが柱は忙しいんじゃないのか?。
そんな時間あるのかあんた」


柱は忙しいのにそんな時間があるのか?
それに最近は忙しいって散々愚痴ってたじゃないか。




「なんだ。それくらいのこと大丈夫だよ。柱は忙しいが故に時間の使い方が上手いんだ。だからへっちゃらだよ。」



少し笑いながら大丈夫大丈夫と言うA。
あんたは大丈夫って言うのが口癖なのか?




「今はこんな怪我してるけど、見れるは見れるから早速明日から始めようか。」




そう言ってAは立って竹刀を持つ。
こんくらいの怪我、すぐに直せるからと言って。

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マロン栗(プロフ) - オオオオオ\\└( 'ω')┘//オオオオオ (2020年1月26日 17時) (レス) id: b90ff1ebef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マロン栗 | 作成日時:2019年9月14日 17時

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