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「ん・・・。」
目を覚ますとそこには天井があった。体を起こして辺りを見回すと、ここはどうやら藤の家紋の家らしい。老婆が来て昨日起こったことを手短に話した。
昨日助けてくれたあの人が、ここまで連れてきてくれたことなど・・。
「あの方から伝言を預かっております。貴方様が目覚めたら、怪我の具合がひどかったので隠をよんで蝶屋敷に向かってくれ、私は任務があるので先に出た、ということです」
老婆から聞いた伝言通り、数分後に隠がきて俺を担いで蝶屋敷へと連れて行った。
あの人に会ってお礼を言いたいと思った。
あの人は女だが、今までの女たちとは違った感じだった。
だがあの人の顔がうっすらとしか思い出せない。
そういえばあの人の髪が一瞬だけ月明かりに当たってみえた。
その髪色は赤いようなそんな髪色だった。
また会えるだろうか
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マロン栗(プロフ) - ｵｵｵｵｵ＼＼└( 'ω')┘／／ｵｵｵｵｵ (2020年1月26日 17時) (
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作者名：マロン栗 | 作成日時：2019年9月14日 17時
