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「ここが伊黒の部屋ね」
あれから1週間。安静期間も過ぎて私は自分の屋敷に帰って怪我の療養の為数日は休みだ。
この数日の間に伊黒と話し合い、伊黒から「他の奴とは関わりたくない。それにわざわざここに来るのは面倒臭い」と言われたので何故かここに住むことになった伊黒。
「それであっちが台所で、そっちに風呂場があるから。」
今は、共同生活1日目の伊黒に屋敷の案内をしている所だ。
「これは何だ?」
伊黒が途中でなにかに興味を引く。
あぁそれね、と答えて説明をする。
「これはねカメラ。写真が撮れる。しかも色付き。私は写真を撮るのが趣味だから買ったんだ。」
「カメラ……」
「そうだね…。記念に1枚撮る?。伊黒が継子になった証にさ。」
「え「さ、そうと決まったら庭に出るよ」
嫌がる伊黒を無理やり庭に引きずり出して、嫌な顔をした伊黒の横に立って写真を撮る。
「伊黒…顔「うるさい」
撮った写真には「継子記念」と、大きくかいて棚に飾ってやった。
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マロン栗(プロフ) - オオオオオ\\└( 'ω')┘//オオオオオ (2020年1月26日 17時) (レス) id: b90ff1ebef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マロン栗 | 作成日時:2019年9月14日 17時