＊58 リタイア宣言 ページ9
クラピカとヒソカさんの戦いはとても長く続いた。
「って、あれ・・？」
ヒソカさんがクラピカの耳に近づき、何か喋っている
そしてクラピカが少し驚いたような顔をした。
何を喋ったんだろ？
まぁ、ヒソカさんの事だから大体予想つくけど・・・
「君は本当に美味しそうだね♡」
とかなんとか言ったんだろうな、あの人・・
まあ、ヒソカさんの気持ちも分からなくも無いけど・・・
「参った、僕の負けだよ♢」
ヒソカさんはリタイアした。
｢！？」
うーん、やっぱり変態の考えてる事は分からない・・・
クラピカとヒソカさんの戦いが終わり、
次はポックリさんとハンゾーさんが戦った。
実力の差を感じたのか、ポックリさんは降参した。
そして次はボドロさんとヒソカさん。
ヒソカさんはボドロさんに耳打ちをし、その後ボドロさんは降参した。
そしてそして次はキルアとポックリさん。
ポックリさんは臨戦態勢をとった。
しかし、
「悪いけど、あんたとは戦う気がおきないん
だ」
あー・・私も言ってみたいなー・・
貴方とは戦う気がおきないんで・・ドヤッ
えーっと、次の試合は？
私はボードを見た
なになに？ギタラクルVSAかぁー・・
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
私はボードの前で固まっていた。
カタカタカタカタ
「よろしくね」
「ギタラクル」に変装したイルミが私の横を通り、小さな声で言った。
イルミは所定の位置につくと、首の骨ポキッと鳴らして私を待っている。
・・ま、まあ・・大丈夫だよね？
イルミは無表情で何考えてるか分からないときがあるけど、見かけによらず優し・・・
ポキッ ポキッ
み、見かけによらず優しいから大丈夫だよね・・・？
イルミはこちらをじーっと見つめていた。
「よ、宜しくお願いしまーす。」
なんとなくイルミが早く来い、と言っているような気がしたので私はイルミの向かいまでフラフラと足を動かす
「それでは、第5試合・・・はじめ！」
ちょっ！心の準備が・・！
慌てている私に、イルミは一瞬で私に近付き、私の耳元で低い声でボソボソと喋り出した。
「俺はリタイアするよ。今のAじゃ俺には
勝てないし、俺は次の対戦相手に用があるし
ね。」
「えっ・・！？」
イルミのリタイア発言に驚いたと同時に、
「次の対戦相手・・・？」
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みな - 最高です、更新たのしみにしてます！！ (2020年11月28日 13時) (
レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！この小説とっても面白いです！早く続きが気になります！ (2018年5月24日 7時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜レモン - 茶兎さん» ありがとうございます！ (2018年5月14日 22時) (レス) id: 68b9bef38a (このIDを非表示/違反報告)
茶兎(プロフ) - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年3月31日 7時) (レス) id: 5046266b34 (このIDを非表示/違反報告)
水野ミドリ(プロフ) - 蜂蜜レモンさん» おKです！むしろ大歓迎です！待ってます！ (2017年9月17日 23時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜂蜜レモン | 作成日時：2017年1月12日 16時
