＊87 甘い香り ページ40
｢ご飯出来てるから3人共手洗って
リビングに来てね｣
A母はそう言うとリビングへ行った。
俺達も手を洗い、リビングへと向かう。
｢おお、今日チーズフォンデュなんだね
お母さん！｣
｢ええ、そうよ｣
「やったーーーーーーー！」
机に並べられた料理を見た瞬間Aは
飛び跳ねた。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
｢うーん、美味しい！！｣
Aは物凄い速さでパンや野菜をチーズにつけ、口に入れていた。
｢お前本当に大食いだよな
胃袋どうなってんだ？｣
｢ふふふ、食べるの好きだからね！
いくらでも食べれるよ！｣
Aはニコニコしながらチーズのついたブロッコリーを食べた。
｢俺、Aが美味しそうにご飯食べてるの見るの好きだよ！｣
｢ありがとうゴン！ねえ、見たお母さん！今のゴンの天使っぷり！｣
｢ええ、バッチリ見たわ
ほんっとにゴン君可愛いわ...尊い...。
あ、勿論キルア君もね！ キルア君ってお父さん似よね、シルバさんの若い頃にちょっと似てるわ｣
「えっ、そうなの？キルア歳取ったらシルバさんみたいな感じになるんだね」
親子2人で盛り上がっている様子を見ながら、俺は夕飯食べた。
「ふぅ、美味しかった･･････」
Aは幸せそうな顔をし、ベットでくつろいでいる。
「あ、ゴンとキルア先にお風呂入っちゃってね」
「うん！分かった！」
「あぁ」
俺はゴンと一緒にお風呂に入った。
「ふぅ･･･なんかお風呂の中いい匂いしたね！」
「そうか？あぁ、ゴンは鼻がいいからな」
いい匂い･･･か。
そういえばあのシャンプーとかリンスっていつもAが使ってるやつ･･････だよな？
それに気づいた俺はなんとなく自分の髪を触り、手についた匂いを嗅いだ。
「･･････っ、この匂い･･･は･････････」
Aが無防備に俺に近づいたときにふわりと香る甘い匂い。
この匂いを嗅ぐといつも俺は･････････
「キルアどうしたの？顔赤くして」
「･･････いや、ちょっと色々あってな」
落ち着け･･････Aの涎垂らしながら寝てる姿でも想像して･･････
「あれ？なんだろうこの箱！えーっと、手紙･･･かな？大量に入ってるみたいだけど･･･」
ゴンが見つめる箱の中には大量の手紙らしきもの入っていた。
箱にはA＝ローズベルと書いてあった。どうやらこの箱の中身のものは全部Aのものらしい。
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みな - 最高です、更新たのしみにしてます！！ (2020年11月28日 13時) (
レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！この小説とっても面白いです！早く続きが気になります！ (2018年5月24日 7時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜レモン - 茶兎さん» ありがとうございます！ (2018年5月14日 22時) (レス) id: 68b9bef38a (このIDを非表示/違反報告)
茶兎(プロフ) - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年3月31日 7時) (レス) id: 5046266b34 (このIDを非表示/違反報告)
水野ミドリ(プロフ) - 蜂蜜レモンさん» おKです！むしろ大歓迎です！待ってます！ (2017年9月17日 23時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜂蜜レモン | 作成日時：2017年1月12日 16時
