＊53 リボンが無い？ ページ4
「おーい！Aー！」
緑色の服を着た少年がこちらに向かってくる
ゴン！？
って事はキルアも・・・
どどど、どうしよう！
イルミが試験受けてた事がバレちゃう！
｢イルミ！壁と同化とかでき・・・あれ？」
そこにはイルミの姿はなかった
いつの間に・・まぁ、イルミの事だから何
が起こっても不思議じゃないけどね
「A！何してたの？」
ゴンがすぐ近くまで来ていた
｢あ、えーっと・・・壁の観察？」
｢は？壁の観察？」
｢そ、そうそう！」
ふー、何とか誤魔化せた・・・
・・けど前にいる白髪の年下の少年の冷めた目が突き刺さる・・・
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
｢次の試験なんだろうね〜」
｢たぶん大食い選手権とかじゃない？」
｢いや、それお前の願望だろ」
私達は次の試験が開始するまで船内を雑談をしながらウロウロする事にした
他愛の無い会話を三人で楽しんでいると、
｢そういえばA、頭に着けてたリボンっ
て外しちゃったの？似合ってたのに」
｢ホントだ。よく見たらリボンがついてねーな」
ゴンとキルアは私の頭をまじまじと見つめる
｢え？」
私は自分の頭に手を置き、リボンの存在を確かめる
・・・・
｢えっ！？」
リボンはいつの間にか頭から姿を消していた
ど、どこで落としたんだろう！？
私は急いでリボンを探すべく走り出した
30分ほど走り回り、船内をくまなく探した
が・・リボンは見つからなかった
何やかんやで一緒にリボンを探してくれたキルアは私にそろそろ諦めるよう促す
｢別にリボンくらいまた買えばいいだろ？
見た所普通のリボンだったしな」
キルアはポケットに手を突っ込みながら面倒くさそうにそう言った
・・確かに他の人から見たらフツーのリボンだよね
｢もしかして大事な物だったの？」
ゴンは心配そうな顔で私の顔を覗き込む
｢うん、あのリボンはね・・
小さい頃からずっと仲が良かった幼馴染に
貰ったんだ・・」
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みな - 最高です、更新たのしみにしてます！！ (2020年11月28日 13時) (
レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！この小説とっても面白いです！早く続きが気になります！ (2018年5月24日 7時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜レモン - 茶兎さん» ありがとうございます！ (2018年5月14日 22時) (レス) id: 68b9bef38a (このIDを非表示/違反報告)
茶兎(プロフ) - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年3月31日 7時) (レス) id: 5046266b34 (このIDを非表示/違反報告)
水野ミドリ(プロフ) - 蜂蜜レモンさん» おKです！むしろ大歓迎です！待ってます！ (2017年9月17日 23時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜂蜜レモン | 作成日時：2017年1月12日 16時
