＊72 意外な二人 ページ25
家に帰るために私は空港に来ていた。
｢またね、二人共！試験のときはありがとう！」
｢またな、A
特訓サボるんじゃねーぞ」
｢また会おうね、A！」
｢うん！二人共元気でね！！」
二人に手を振りまくりながら、私は飛行船に乗った。
｢行っちゃったね、A...
...あれ、キルア？なんかボーッとしてるね」
｢別に...」
｢あっ、キルアもしかしてAと離れたくなかったとか...」
｢.........は？んなわけねーだろ
ほら、早く特訓しに行くぞ」
｢.....キルアって結構分かりやすいんだね」
｢分かりやすい？ どういうことだよ」
｢まあ、いつか分かるんじゃないかな？
それより早く特訓しに行こうよ！キルア！」
｢おい、待てよゴン！急に走り出すな！
いつか分かるってどういう事だよ！？」
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
ゴンとキルアと別れて五日。
ようやく家に辿り着くことができた。
私は家のドアをバタン！と思いっきりあけ、
玄関に荷物を置いた。
｢ただいまー！！」
｢あら、ようやく帰ってきたのね！
おかえり！A！！今日はAの合格記念で夕飯はオムライスにしたのよ！」
お母さんの相変わらずのテンションの高さを見て、あぁ、家に帰ってきたなぁと実感した。
私は玄関で靴を脱ぎ、リビングの扉をガチャリと開けた。
｢なんか喉乾いちゃったなぁ〜
冷蔵庫にオレンジジュースでもあればいいけど.......お、あったあった。」
私は棚から出したコップにオレンジジュースを注ぎ、机へ向かった。
｢.......ってあれ？」
よくみるとソファーに人が座っていた。
幻覚だと思い目を擦ってみても、やっぱりそこには人が座っていた。
｢あ、やっと帰ってきたんだね」
｢寄り道でもしてたんじゃないの？」
そこにいたのは・・
「えっ、イルミと......カルトちゃんっ！？
なんでここに！？」
私は二人を見て驚きの声を上げた。
そこにはイルミとカルトちゃんがいた。
｢あ、イルミ君とカルト君にはAの特訓に付き合って貰うために来てもらったのよ！」
後ろから来たお母さんが笑顔で私の背中をポン、と叩いた。
｢えっ、そうなの！？
二人が居れば心強いよ！
ありがとうイルミ！カルトちゃん！！｣
私は二人の隣に座った。
｢まぁ、正直俺にはAを強くする自信ないけどね｣
｢Aはすぐサボりそうだからね
まぁ、僕達が付いてる限りサボろうだなんて馬鹿な事は考えないでね....？」
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みな - 最高です、更新たのしみにしてます！！ (2020年11月28日 13時) (
レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！この小説とっても面白いです！早く続きが気になります！ (2018年5月24日 7時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜レモン - 茶兎さん» ありがとうございます！ (2018年5月14日 22時) (レス) id: 68b9bef38a (このIDを非表示/違反報告)
茶兎(プロフ) - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年3月31日 7時) (レス) id: 5046266b34 (このIDを非表示/違反報告)
水野ミドリ(プロフ) - 蜂蜜レモンさん» おKです！むしろ大歓迎です！待ってます！ (2017年9月17日 23時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜂蜜レモン | 作成日時：2017年1月12日 16時
