＊65 ショタに目覚めた ページ17
『キィ...キィｯ』
音はどんどん大きくなっていく。
｢あ、あのー誰かいらっしゃるんですか？」
奥の方へ行くと、人間の体らしきものが・・・
｢しっ、死んでる！？」
鎖で繋がれた色白の人が死んでいた...。
「いや、『死んでいた...』じゃねーよ！
勝手に殺すな！」
「おー、キルア！キルアだったんだね！」
｢見りゃ分かるだろ...」
｢あはは、鎖で繋がれた体に驚きすぎてね」
キルアの体は鎖で繋がれ、所々赤くなっていた。
｢えっ、よく見たら傷だらけ！大丈夫！？」
私はキルアの体をペタペタと触る
｢お、おい・・・あんまり触るな」
ほんのり顔を赤くし、キルアは恥ずかしそうにそう言った。
私はピタリと動作を止めた
｢......」
｢おい、どうしたんだA」
｢キルア、私ショタに目覚めそう」
｢はぁ！？何言ってんだお前！
ちょっ、おいやめろ！」
無心でキルアの体に触りまくる。
.........
｢キルア、ありがとね」
３分ほど触り、私の心は満たされた。
｢お前、後で覚えとけよ...」
キルアは息を少し荒くしながら、真っ赤な顔で私を睨む。
私は16歳にして初めてショタの素晴らしさに気づいたのであった...。
『カチャ...』
｢おい！隠れろA！」
｢えっ、何事！？」
ドアノブを回す音が聞こえた
誰かが中に入ってくる...？
とりあえず急いで近くにあったクローゼットの中に入った。
『 キィ...ギシッ...ギシッ』
床を軋ませながら誰かが部屋に入ってきた
そして暫くすると、
『パシッ... おい！......お前、全然...』
鞭の音が聞こえた。あと、男の人の大声が。
よく聞こえ無いけど、一体外で何が...。
全神経を耳に集中していると、
『キシｯ...』
もう1人誰かが入ってきた。
『そのへんにし......ミルキ...』
今度はおじいさんっぽい声の人が何か喋っている
『......』
少し時間が経つと声は聞こえなくなった。
出ていったような音も聞こえたし、もう出ても大丈夫な感じかな？
恐る恐るクローゼットを開け、様子を見ようとした...すると、
『バキッ！』
「〇#＊◎☆△&！？」
私の真横にすごい勢いで手が突き刺さった。
クローゼットの板を貫通している。
私は真顔で手を見つめた。
人間は驚きすぎると真顔になるって本当だったんだね、お母さん......。
＊66 キルアのおじいちゃん→←＊64 ゾルディック家にお邪魔します
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みな - 最高です、更新たのしみにしてます！！ (2020年11月28日 13時) (
レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！この小説とっても面白いです！早く続きが気になります！ (2018年5月24日 7時) (レス) id: 7982c0411c (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜レモン - 茶兎さん» ありがとうございます！ (2018年5月14日 22時) (レス) id: 68b9bef38a (このIDを非表示/違反報告)
茶兎(プロフ) - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年3月31日 7時) (レス) id: 5046266b34 (このIDを非表示/違反報告)
水野ミドリ(プロフ) - 蜂蜜レモンさん» おKです！むしろ大歓迎です！待ってます！ (2017年9月17日 23時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜂蜜レモン | 作成日時：2017年1月12日 16時
