今日:10 hit、昨日:48 hit、合計:48,998 hit
小|中|大
ニジュウイチ! ページ22
「俺、彼女できた!」
高校1年生の冬、お昼ご飯を食べていると、徹くんが口を開いた
「ふーん」
と、興味のなさそうな岩泉。
「ほお」
これまた興味なさそうな花(花巻)くん。
「どこまで進んだ?」
と、ニヤニヤ聞く松(松川)くん。
そして、それを横目に見ながら、お昼ご飯を食べる私。
「ちょっと!もう少し聞くことあるでしょ!!」
と、構ってほしそうな顔をする徹くん。
「別に」
「興味ねぇ」
悪態を着く岩泉と花くん。
松くんは終始ニヤニヤしていた。
「まあ、いいや!
明日から彼女とお昼ご飯食べるからね!!!」
そう徹くんが言うと、
「おう」
「じゃあなー」
「静かになるわー」
「みんな冷たいっ!!!」
冷えきったみんなの返事が、徹くんの心にグサグサと刺さっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
88人がお気に入り
88人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:とまと | 作成日時:2022年9月19日 1時