第一章 初恋 ページ4
出会いというものは、少し期待してしまうものだ
でも、私たちの出会いは普通だった
たまたま、同じクラスになって
たまたま、母親同士が同級生で
たまたま、同じ委員会に入った
本当にそれだけだった
出会った当初は、彼を蒼琉くんと呼んでいたし、
Aちゃんとも呼ばれていた
仲良くなったし
色々な相談もしたいたと思う
といっても、勉強がわかんないというようなレベルだが。
彼と私は話が合うわけでもなく、
趣味が同じわけでもなく、
接点がなければ、決して仲良くなったりはしなかっただろう
それでも、
彼と私は出会って仲良くなった
運命を感じるしかなかった
その当時、そう考えていたかどうかは知らないが。
彼は少し背が高く、
とても優しい性格で、
顔も悪くはなかったから
モテたとは言えずとも
少なからず彼に好意を寄せてた子はいたと思う
あまり気にしなかった彼の存在、
お互いにただの友達だと思っていた
いつの日か、この関係が一新するとも知らず
私たちはその日も、たくさんの話をした
無論、勉強の話だが
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とまとちゃん(プロフ) - rei(・v・★) ”蓮依”@ 楽天好きさん» ありがとうございます!! (2018年2月4日 19時) (レス) id: dbb7af4aeb (このIDを非表示/違反報告)
rei(・v・★) ”蓮依”@ 楽天好き(プロフ) - 面白いですね (2018年2月4日 16時) (レス) id: 5c4cf51bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とまと | 作成日時:2018年2月3日 0時