【ONE PIECE】赤髪の女 (ページ47)

今日:39 hit、昨日:101 hit、合計:1,582,879 hit

1-24. ページ47

「他にも理由はありそうだけど…

ルフィは説得しておくわ。」

そう言ってから、みんなは海へと帰っていった

____

「聞きたいことがあるんです」

私は3日前のことを思い出していた

「どうしてポーネグリフを守っているのですか？

守らなくても…あの石が壊れることはない

それともうひとつ…私は何もしていないのに、私に救われたってどういうことですか？」

コブラさんは微笑んだ

そして優しい顔で私に言った

「あの、ポーネグリフは、先祖代々伝わる大切なもの。

古代兵器について書かれている事はしっている。

…ありかは知らんが…

しかし、あれを口外するわけにはいかない

まさか、ポーネグリフを読める者がいるなんて思わなかった。

それをAさん、君が、口外することを止めてくれた。

私からしたらそれで充分なんだ」

口外してはいけない…どうして？

口止めでもされているかのよう…

そう疑問に思ったのは今も覚えている

_____

私はビビちゃんとカルーと寝た。

10年ぶりに静かな夜だった。

「Aさん、よかったの？」

「うん、ルフィには姉に甘えない立派な海賊になってほしいから。」

「弟思いのいいお姉さんなのね。」

それをいうならあなたも国思いだと言いたかったが、明日もビビちゃんは朝が早いらしので寝ることにした。

そして次の日。

私とビビちゃんは東の港にむかった。

正午、ビビちゃんの立志式が始まり、ビビちゃんの話がはじまった。

これは麦わらの一味と冒険した話なのだろう、と聞いていた。

「…そして…！」

ルフィたちが、目の前にやってきた

「みんなっ！お別れを！言いに来たの」

『いつかまた会えたら

もう一度、仲間とよんでくれますか！？』

どこからかルフィの声が聞こえる

《この左手の印が仲間の印だ》

ごめんね、ルフィ

さようなら、みんな

次会うときは、きっと敵なんだろうね。

みんなのこと、すきだったよ。