【ONE PIECE】赤髪の女 (ページ46)

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みんなは驚いた顔で私を見つめている

ルフィもビビちゃんも例外ではない

「どうしてだよ！A！！

何があるんだよ！俺たちなにかしたか！？」

ルフィは怒っている。

私の胸倉を掴んでいるんだ、すぐにわかる

「ルフィ、あの日誘ってくれたのは嬉しかった…

でも、これ以上もうここにはいれないよ」

「どうしてだよ！！

俺と一緒にシャンクスの所に行くんだろ！？」

「そのシャンクスだよ！！

私は、赤髪海賊団の航海士よ！？

これ以上麦わらの一味(ここ)でみんなと馴れ合うわけにはいかない！」

それを聞いていたみんなも、口々に言葉を発する

そんなの関係ない、とか。

シャンクスとあったらその時はその時だとか

たくさん言葉をかけてくれた

私も正直なことを言えば、離れたくない。

だってみんなとすごした日々は楽しかったから。

だけど…

「グランドラインに入る時、私なんて言ったか覚えてる？

世界政府を滅ぼすって言ったよね。

.

ここで調べておきたいことがある。

でも、みんなには進んで欲しい。

必ず…必ずみんなに追いつくようにするから。

お願い、先に行ってて。」

それでもルフィは納得しないといように部屋から出ていった

ウソップとチョッパーはそれを追いかけていった

「A、どうして？」

ナミちゃんが私の隣に座った

ゾロもサンジも私のむかいに座っている

「私ね、本当はルフィと旅に出るつもりはなかったの。

本当だったら、まだイーストブルーにいた。

でも、早くシャンクスに会いたくて、ルフィが心配で、ついてきちゃったの。

でも、クロッカスさんにシャンクスからの手紙を貰って、私はなんてことをしてしまったんだと思った。

こうやって、私はシャンクスを裏切るんだって思ってしまったの。

私はシャンクス以外を船長とは思えない。

ここにいる限り、私の船長はルフィになってしまう

ここにいればいるほど、私はみんなと離れたくなくなる

そのとき、麦わらの一味と赤髪海賊団のどちらかを選べなんていったら、絶対に選べない。

私のワガママのせいでごめんね。

でも、赤髪海賊団を捨てる事は私にはできない」

みんなは私が話すのを見守っていた。