【ONE PIECE】赤髪の女 (ページ41)

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「ふふ、声が聞こえたようね。

さすがオトオトの実の能力者…

ね？ローズ・D・Aさん？」

ニコ・ロビンは不敵に笑って言った。

それを聞いていたコブラさんは驚きの目で私を見つめていた

「どうして…それを」

私がモンキー・D・Aではなく、ローズ・D・Aであると知っているのは、赤髪海賊団、ルフィ、おじいちゃん、エースだけだ。

どうしてこの女が

「あなた、昔のころとあまり変わらないわ

大々的に新聞にのっていたのよ？

クロコダイルが知らないはずないわ」

そしてまたくすっと笑う

「君が、あのローズの子孫だったとは…」

コブラさんは私の家族の話を知っているのだろうか

そもそも、私は海軍大佐と普通のお母さんの娘

どうして、こんなに知られているの？

そんなことを考えているうちに、ポーネグリフの前についた

またも、声が聞こえる…くるしい…

《これは、若僧にもらすな

このポーネグリフの中身を教えよう

"古代兵器プルトンそのありか…"》

明らかにそう言った

古代兵器プルトンのありか。

プルトンというより、その設計図のありかだが…

「やはり、プルトンのことが…

ねえ、あなたは他に何か聞き取れた？」

そうニコ・ロビンに言われた

答えていいのかわからない、誰の声かもわからない…

でも、誰かのこの意見を尊重しなければ

「クロコダイルには言うな…と」

「そう」

そう言ってまたポーネグリフを眺めるニコ・ロビン

私はまた海楼石の錠をつけられ、コブラさんの隣に座らされる

「ポーネグリフが読めるのか？」

「いえ、声が聞こえるんです

誰の声かはわかりませんが、たぶんポーネグリフの声」

不思議そうな顔をするも、コブラさんは少し納得したような顔をしていた