【ONE PIECE】赤髪の女 (ページ17)

今日:13 hit、昨日:45 hit、合計:1,582,898 hit

0-16. ページ17

___強くなって、世界政府を倒すため

この言葉でもう終わりだと思った

いくら休暇中でも、ルフィのおじいちゃんでも、海軍の親元である世界政府を倒す発言をしたのだ

殺されても仕方がない

「面白いの～」

と言って涙を流しながら大爆笑しているガープさん

「気に入った、A、ルフィこっちへ来い」

気に入られてもあまり嬉しくないな…と思いながらもルフィと共についていった

山登りをはじめて30分。

ついたのは…家

「ダダン！でてこい！、」

家の中から出てきたのはおじ……おばさんだった。

彼女は山賊ダダン

以前、ルフィを危ない目にあわせシャンクスの腕を奪った山賊とはまた別の

私もルフィも無意識に彼女たちを睨んでいたようだ

「「いでｯ」」

いきなりガープさんに殴られた

ルフィも頭を抑えて涙ぐんでいる

「これからお世話になるやつじゃ！！

しっかりあいさつせい！！」

「はしめまして、ダダンさん

Aです。

こっちは……弟のルフィ、よろしくお願いします」

これから先、ガープさんの計らいで私はルフィの姉として生きていくことになった

ローズの名は一度封印し、モンキー・D・Aを名乗ることになったのだ

「うわ、汚ねー！！」

ルフィの元にどこからか唾がとんできた

「おお、エース！」

少し小高いところにひとり、目つきの悪い少年が座っていた

ガープさ…おじいちゃんがそう言ったのだからあの少年はエースで違いない

「エース…くん」

あの子には何か強いものを感じる

「怒ることじゃない！友だちになろう！」

何も考えずシャンクスの真似事をしたルフィは、エースからすぐに痛い目に合わされた

アホだろ。

おじいちゃんも帰り、ルフィはエースを追いかけると言って出ていってしまった

「すいません、ダダンさん。

弟が心配なので、山に行ってきます」

礼儀はかかさない

これからお世話になる人たちだから