【ハイキュー】ハナがサク

つぼみがよっつ ページ6

それから吹奏楽部は、文化祭、定期演奏会、コンクールに向けてどんどん忙しくなっていった。






あのGWから花巻先輩とはほとんどあってない









響華先輩のことを、考えると不謹慎な気がしたんだ。









どうして、どうして別れたの？









その言葉が頭をよぎる








考えても仕方がないので、気晴らしに歩くことにした。









といっても教室から自販機のある場所までだが…









いちごオレを買って戻ろうとすると、大きな男の人が二人いた







「Aちゃん…」







上から聞こえた声は、聞いたことのある声で








「花巻…先輩…」








久しぶりに見る先輩はどこか疲れている様子だった。









「え、マッキーこの子と知り合い！？


てか！！2年の副議長の子じゃん！！」








花巻先輩の隣で騒いでいるのは、及川徹。





男バレのキャプテンだ。









よく、響華先輩と男バレの試合を見に行ったから、名前だけはよく覚えている







「はじめまして、及川徹先輩。



蓮池Aと言います、よろしくお願いします…？」






よろしくなのかよくわからなくて、最後は少し疑問形っぽくなってしまった。








「うんうん、よろしくAちゃん！


いやあ、久しぶりにこんな子みたよ！！



ねえ、バレー部のマネージャーやらない！？」








いきなり手を握ってブンブンと振り始めたかと思いきや、いきなりの爆弾発言を投下してきた







「すいません、吹奏楽部に入ってるのでそれはちょっと…」




「うーん、残念！まあいいや！


今度、試合見に来てね！！」







元気な人だなと思った。









そのあと花巻先輩と目が合うもお互いに逸らした

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