キセキの話6 ページ6
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食器を一緒に片付けて、俺は先にお風呂に入る。
一緒に入ってもいいんだけどね、翔ちゃん恥ずかしがり屋さんだから。
だからとっとと頭と身体を洗って、さっさとお風呂を上がる。
俺がお風呂入ってる時は大体リビングか書斎にいるんだけど、今日はリビングでテレビを見てるみたい。
良かった、仕事余裕があるのかな。
俺は、スキップしそうな勢いで翔ちゃんの元に向かった。
「まさき、はやかったな」
「うん、早く翔ちゃんの顔みたかったからね！」
「えー、ちゃんと洗ったー？」
「洗ったよ！翔ちゃんに臭いって思われたくないもん」
「…ん、合格」
翔ちゃんの座っていたソファの隣に腰掛けると、翔ちゃんがスリスリこっちに寄ってくる。
お？甘えたさんバージョンかな？
「雅紀、シャンプーの匂い…」
翔ちゃんが、顔を俺の首筋に埋めてそんな事を言う。
当たる吐息がくすぐったくてゾクゾクする。
今日は、いつもに増して甘えん坊みたいだ。
「翔ちゃんもお風呂入ってきな？」
「…もうちょっと、このままがいい」
そんな可愛い事を言うので、抱き寄せてやればポスンと俺に体重を預けてくれる。
フワフワな頭や程よく筋肉がついた背中をあやすように撫でると、気持ちいいのかとてもリラックスしていてこのまま寝ていまいそうだ。
「しょーちゃん、寝ないでね」
「…寝ないだろ？…今日は…」
今日は、って…
ああ、もう、誘ってるのかな？
さっきから、わざとかと思う程首筋に吐息をかけてくる。
かと思えば、こんどは鎖骨の辺りに吸い付くようなキスを落とされた。
ゾクリ、と、下半身に熱いものが走る。
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natsumi(プロフ) - はじめまして！いちごぱんつさんの小説の大ファンです！全部続き読みたいですが、特にキセキの話が気になります！これからも無理せず頑張ってください！ (2016年8月29日 21時) (
レス) id: a905a270e6 (このIDを非表示/違反報告)
Zara(プロフ) - 続き是非読みたいです！是非宜しくお願いします！！！！！宜しくお願いしまさ (2016年8月28日 21時) (レス) id: 8c04299511 (このIDを非表示/違反報告)
しょん - 続きみたいです (2016年8月23日 22時) (レス) id: 21d3a961a9 (このIDを非表示/違反報告)
なよみ(プロフ) - 続きお願いします！待ってます！ (2016年8月23日 16時) (レス) id: b1b072be47 (このIDを非表示/違反報告)
かい(プロフ) - 全て続きを読みたいです！お願いします！ (2016年8月21日 18時) (レス) id: a02cf3aa95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごぱんつ
| 作成日時：2016年8月19日 15時
