保健室 ページ6
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それから、一週間。
なんの変哲もない日々が流れていった。
櫻井とも、あれ以来一言も交わしていない。
俺は程よく授業をサボタージュするし、櫻井の周りには休み時間ごとに大勢が集まってくる。
昼休みにはニノが教室に来て一緒にご飯を食べ、その時たまに相葉がニノにちょっかいを出したりした。
ニノはそれを満更でもない様子でかわす。
多分、もう少ししたら俺は学校に来るのを止めるだろう。
そして出席日数を計算し、ギリギリそれを守って登校する。
その間ニノは別の奴と弁当を食べ、クラスは何事もなく円滑に回ってゆくのだ。
これまでも、これからも、俺は一人。
一匹狼を気取った、ただの臆病者だ。
昼休み終わりのチャイムが鳴り、俺はブラブラと保健室に向かった。
次の授業はたしか音楽なので、サボッたってそれほど問題はない。
幸運なことに静かな保健室に保険医の姿は無く、すっかり常連となった窓際のベッドのカーテンをがばっと開けた。
瞬間、硬直する。
「ん…誰、センセ…？」
そこには、先客がいたのである。
具合悪そうに毛布に包まり、背を向けたまま掠れた声でそう尋ねてきた。
起こしてしまったのだろう。
俺は焦ってカーテンを閉める。
「わ、ワリィ、気にすんな寝とけ」
名前も知らないそいつに謝罪する。
完全にタメ口だったので、3年の不良とかだったら面倒臭いと思い立ち去ろうとした。
「…まつもと？」
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おパンツマン(プロフ) - 晴一さん» ありがとうございます！２人の絶妙な距離感を感じ取ってもらえてうれしいです！（＾ω＾）ぜひ最後までお付き合い下さい！ (2015年4月5日 21時) (
レス) id: d7682a8cba (このIDを非表示/違反報告)
晴一(プロフ) - 初めまして晴一と申します(○´∀｀)トラウマを抱えた潤くんの優しさと前に進ませたい翔くん・・少しずつ縮まってく距離が丁寧に描かれててステキです･(つд`｡)･｡E.Tって・・（笑 (2015年4月5日 21時) (レス) id: 5dc01be9b4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱんつ(プロフ) - arashisho2000さん» ありがとうございます！！初コメントすごく嬉しいです！（＾ω＾）ぜひ最後までお付き合いください！ (2015年4月4日 16時) (レス) id: 809e8ec63c (このIDを非表示/違反報告)
arashisho2000(プロフ) - この小説面白いです(*´ω｀*)これからもがんばってください (2015年4月4日 14時) (レス) id: 45272fac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごぱんつ
| 作成日時：2015年3月31日 19時
