斗真 ページ15
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斗真は、親友だった。
同時に、ライバルでもあった。
あの頃の俺たちは、サッカーに全てを捧げていた。
朝は校門の鍵が開くのと同時に練習に入り、放課後になればすぐグラウンドにすっ飛んで行く。
斗真とするサッカーは、最高に楽しかった。
あいつは部で一番サッカーが上手かったし、先輩にも一目置かれていて、俺はあいつの隣にいることを誇りと思っていた。
だが、そんな関係も、長くは続かなかったのだ。
斗真は、サッカーが上手い。
俺はそんな斗真に、いつまで経っても追いつくことはできなかった。
次第に俺は、斗真という存在にコンプレックスを抱くようになる。
「おい、潤…っ」
「なんだよ」
「お前、最近なんで俺のこと避けてんだよ？」
「別に…避けてなんかねぇ」
「避けてるじゃねぇか！」
こんな会話が、何度か繰り返されたのを覚えている。
斗真は俺に変わらず接しようとしてきたが、俺は結局それを最後まで受け入れることはなかった。
二年の夏。
俺たちのサッカー部は、夏の大会で、三回戦敗退した。
三年生はここで引退。
部員達は、悔しさで全員が涙していた。
…俺、以外は。
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おパンツマン(プロフ) - 晴一さん» ありがとうございます！２人の絶妙な距離感を感じ取ってもらえてうれしいです！（＾ω＾）ぜひ最後までお付き合い下さい！ (2015年4月5日 21時) (
レス) id: d7682a8cba (このIDを非表示/違反報告)
晴一(プロフ) - 初めまして晴一と申します(○´∀｀)トラウマを抱えた潤くんの優しさと前に進ませたい翔くん・・少しずつ縮まってく距離が丁寧に描かれててステキです･(つд`｡)･｡E.Tって・・（笑 (2015年4月5日 21時) (レス) id: 5dc01be9b4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱんつ(プロフ) - arashisho2000さん» ありがとうございます！！初コメントすごく嬉しいです！（＾ω＾）ぜひ最後までお付き合いください！ (2015年4月4日 16時) (レス) id: 809e8ec63c (このIDを非表示/違反報告)
arashisho2000(プロフ) - この小説面白いです(*´ω｀*)これからもがんばってください (2015年4月4日 14時) (レス) id: 45272fac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごぱんつ
| 作成日時：2015年3月31日 19時
