田島 ページ14
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「田島…っ」
準決勝で勝利を決め、整列した途端のことだった。
同じクラスの田島が、足首を抑えてしゃがみ込んだ。
やっぱり、な。
あいつが膝を痛めるところは、見ていた。
その後普通に走り出したから大した事なかったのかと思ったが、おそらく無理をしたのだろう。
田島は相葉と櫻井に肩を借り、足を引きずってはけていった。
「うわぁ、捻挫だって、痛そう…」
「次から田島は交代だな…」
「でも補欠の奴って…」
残ったメンバーがベンチの俺たちをチラチラ見てくる。
いかにも不安げな表情に少し腹が立つが、このメンツを見れば仕方がないだろう。
俺の他には、ろくな戦力になりそうもない科学部のひょろひょろと、アダ名が「朝青龍」の帰宅部、計3人だ。
まあ、俺含みこの3人じゃ、なんの期待も持てなくて当然だわな。
俺はやらないから、ひょろひょろくんでも朝青龍くんでもさっさと連れてってくれ。
なんて、傍観者を決め込むわけにもいかなくなるんだろうなぁ…。
「松本っ」
ああ、ほら
「…なに？」
「…やろうよ、サッカー」
それを言っているお前は、俺の過去を知っているのだろうか。
「やらないよ、櫻井」
やらない、やらないよ。
それでいいよな？
な…斗真。
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おパンツマン(プロフ) - 晴一さん» ありがとうございます！２人の絶妙な距離感を感じ取ってもらえてうれしいです！（＾ω＾）ぜひ最後までお付き合い下さい！ (2015年4月5日 21時) (
レス) id: d7682a8cba (このIDを非表示/違反報告)
晴一(プロフ) - 初めまして晴一と申します(○´∀｀)トラウマを抱えた潤くんの優しさと前に進ませたい翔くん・・少しずつ縮まってく距離が丁寧に描かれててステキです･(つд`｡)･｡E.Tって・・（笑 (2015年4月5日 21時) (レス) id: 5dc01be9b4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱんつ(プロフ) - arashisho2000さん» ありがとうございます！！初コメントすごく嬉しいです！（＾ω＾）ぜひ最後までお付き合いください！ (2015年4月4日 16時) (レス) id: 809e8ec63c (このIDを非表示/違反報告)
arashisho2000(プロフ) - この小説面白いです(*´ω｀*)これからもがんばってください (2015年4月4日 14時) (レス) id: 45272fac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごぱんつ
| 作成日時：2015年3月31日 19時
