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玖拾弐 ページ47








不「A…」


『実弥、良かった
気失ってたみたいだから心配してたの』


不「…あん時玄弥を守ってくれてありがとなァ」


『…実弥の泣いてる顔を見るのはしんどくて…もう見たくなかったからって言うのもあるけど、玄弥は私の大切な友達だから』


不「あァ、俺にとっても玄弥は大切な弟だァ」


玄「っ兄ちゃん!!ごめん…俺、あの時兄ちゃんを責めて…迷惑ばっかりかけてごめん…!!」


不「迷惑なんかひとつもかけてねぇ」


ここは2人にしてあげよう




悲「小鳥遊」


『どうしました?』


悲「痣が出ないこと、焦っていただろう…」


『…ご存知でしたか』


悲「嗚呼、だが上弦の壱の頸を斬る瞬間間違いなく痣は出ていた
もう引け目を感じる必要は無い」


『っそうなんですね、よかった…!』


悲「さぁ、皆、戦いはまだ終わっていない
無惨の元へ急ぐぞ」


不+玄『「「はい!!」」』









ベンッ
ベンッ


突然部屋が変わり始めた

きっと愈史郎くんが戦っているんだろう


不規則に動く部屋のおかげで私たちは二手に分かれることとなってしまった





玄「兄ちゃん達…大丈夫かな」


『大丈夫だよ、あの二人は強いから』

ギギィイ
ガゴンッ


玄「!!な、なんだ!?」

『城が崩壊する…!!
外に出られないと死んじゃうから、外に出よう!!』

玄「でも、どうやって…」

『玄弥、私に捕まって、離れないでね!!』


ガガガガッ




影の呼吸 肆ノ型 幽玄ノ宮・乱斬華


ドゴンッ!!








外だ…!!良かった、出られた…


『っ玄弥!!大丈夫?!』


玄「あぁ、なんとか」


『良かった…急いで無惨を探そう』



玄「A!!」


『どうしたの?』


玄「俺のペースに合わせなくていい!!
必ず後でくるから先に行ってくれないか!!」


『…わかった
玄弥、一つだけお願い…
もう鬼は…無惨は食べないでね』


玄「え…でも…俺それじゃ力になれねぇよ…」


『無惨は今夜死ぬ
無惨が死んだら他の鬼はみんな死ぬの
…わかる?私、玄弥にはこれからも生き続けて欲しいし実弥と2人で幸せに暮らしてほしいの
…お願い…』


玄「っ…わかった、わかったよ
でも戦いには参加させてくれ…!!」


『うん、勿論だよ、みんなで戦おう』


玄「あぁ!」


『それじゃあ、先に行くね』ダンッ






悲鳴嶼さんと実弥はもう合流したのかな

みんなは、無事だよね…?

玖拾参→←玖拾



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すー(プロフ) - 青いGさん» そう言っていただけると嬉しいです(;_;) (2021年9月19日 14時) (レス) id: 54b0b0ceb5 (このIDを非表示/違反報告)
青いG(プロフ) - エッッッッ…待って好きです… (2021年9月18日 21時) (レス) id: c6a18ee833 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すー | 作成日時:2021年9月2日 20時

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