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漆拾 ページ26


_____冨岡事件(?)から数日後




不死川side




『オイオイ、こりゃどういうことだァ?』


胡蝶にAが血鬼術にやられてしまったので急いでと言われ飛んできてみれば


胡「Aさん、不死川実弥さんですよー」


小「…しゃねみ…」


『グッ…!!』


いや待て、可愛すぎんだろ


胡「ご覧の通りですが…
血鬼術によって3歳くらいになってしまったようです
鬼は倒したとの事なので1日も経てば元に戻ると思うのですが
生憎私は忙しいので非番である不死川さんにお世話して頂こうかと

兄弟も多かったようですし大丈夫ですよね?」


『や、そりゃ全然かまわねェが…』


小「しゃねみっ!!」


胡「Aさんも不死川さんのことを気に入ったみたいなので
よろしくお願いします」


『あァ』


胡「あ、そうそう
くれぐれも変な気は起こさないように」ニコッ


『チッガキ相手になんもしねェよ』


小「しのぶちゃ、ばいばーいっ!」


胡「えぇ、さようなら」





てちてちと歩く姿は可愛すぎたが
俺の屋敷まではだいぶかかりそうだったため
Aを抱いて屋敷へ戻った




小「しゃねみー」


『なんだァ?』


小「おしょとであしょびたいっ!!」


『おー、んじゃ庭であそべェ』


小「やたー!」



暫くすると砂と泥まみれの姿で帰ってきた


小「しゃねみ!みてぇ!」


手にいっぱいのどんぐりを持って


『おー、たくさん見つけたなァ』


小「こぇねぇ!しゃねみにあげるっ!」


『ふっ、ありがとなァ』ナデナデ


小「えへへぇ」


『にしても汚れちまったなァ
湯浴みしてくるかァ?』


小「しゃねみとお風呂っ!わぁい!」



そうか、此奴ガキだから俺が入れてやんねェといけないのか


…まだまだガキと言えどAの裸を見て大丈夫なのかァ?
血鬼術が解けた時にAがキレたり…



でもなァ、1人で入らせるのは危ねェし
かと言って泥まみれのままって訳にもいかねぇからなァ


こればかりは仕方ない、すまんA








というわけで無事湯浴みを済ませ夕餉も終えた

俺とは別の布団に寝かせてやったが
"しゃねみも一緒じゃなきゃやーあ!"
とくそ可愛い事を言いやがったので

俺の横で寝かせてやったらすぐに寝た



まさか俺と此奴が同じ布団で寝る日が来るとはなァ

宇髄辺りが知ったらくそ面倒だろうが
胡蝶に感謝しねェとな

漆拾壱→←陸拾玖



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すー(プロフ) - 青いGさん» そう言っていただけると嬉しいです(;_;) (2021年9月19日 14時) (レス) id: 54b0b0ceb5 (このIDを非表示/違反報告)
青いG(プロフ) - エッッッッ…待って好きです… (2021年9月18日 21時) (レス) id: c6a18ee833 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すー | 作成日時:2021年9月2日 20時

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