影柱は愛されたい 弐【鬼滅の刃】

陸拾陸 ページ22

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ドドドドン!!


炭｢善逸!!｣


『伊之助!!炭治郎!!善逸と3人で堕姫をお願い、力を合わせたら斬れるはずだから!!』


伊｢任せろ!!気をつけろよ!!｣




妓｢妹はやらせねぇよ｣





宇｢派手にぶちかますぞぉ!!｣


音の呼吸 伍ノ型 鳴弦奏々

影の呼吸 漆ノ型 月詠


ギュンッ


『あーもう!!帯が邪魔する!!
宇髄!!宇髄はそいつの頸だけを集中して、私が攻撃をできる限り捌くから!!』


宇｢頼んだ!!｣


この帯に加えて曲がり飛んでくる血鎌

厄介ではあるけれど宇髄の邪魔はさせないから



霞の呼吸 伍ノ型 霞雲の海


妓｢お前2つの呼吸が使えるのかよ
妬ましいなあぁ｣


血鬼術 円斬旋回・飛び血鎌

『っ…!!』

影の呼吸 参ノ型 冥鏡止水


ザシュッ

捌ききれなかった…!!

宇｢A!!｣


『気にしなくていいから!!』


影の呼吸 漆ノ型 月詠


ビイィンッ


クナイ…

雛鶴さん!!


血鬼術 跋弧跳梁


ﾄﾞｽｯ


刺さった!!再生が遅れてる

ここで決めないと…!!


血鬼術 円斬旋回・飛び血鎌


また来る!!


音の呼吸 肆ノ型 響斬無間



っは、消えた…？


宇｢っ…!!雛鶴ーーーっ！！！｣



そんなことさせない…!!



影の呼吸 壱ノ型 飛影閃斬



『大丈夫ですか雛鶴さん!!』


雛｢Aさん…!!｣


『はやく安全な所へ!!』


宇｢感謝するぜA!!｣



いける…!!



ガチィンッ


くっそ、止められた…!!


妓｢お前らが俺の頸斬るなんて無理な話なんだよなぁ｣


ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ


『宇髄また来る!!』



向こうはもう斬ってるのに…!!


宇｢踏ん張れA!!｣


バキッ


嘘でしょ嘘でしょ


『だめっ…!!』


なんでなんで、なんで私のこと庇ってるの
そんなことしたら宇髄の手が
炭｢伊之助ーーーッ!!｣

善｢炭治郎危ない!!｣









炭治郎は気を失った
善逸は瓦礫に埋まってる
伊之助は胸を貫かれて
宇髄は片腕を失った



全部全部私のせい
分かっていたのに何も変えられなかった

私まだ何の役にも立ってないじゃない





影の呼吸 陸ノ型 黒楼ノ蔭


堕｢なッ…いつの間にこっちに…!!｣


影の呼吸 壱ノ型 飛影閃斬

堕｢っ…はや…!!｣


斬れた


『炭治郎!!』


ドンッ

炭｢おおおおおああああああ!!｣


堕｢お兄ちゃん!!ちょっと嘘でしょ!!そんな奴に頸斬られないでよ！｣


『善逸っ!!炭治郎の手助けを!!』


ギャギャギャギャッ

ドドドドッ


炭｢善逸!!…宇髄さん!!｣


宇｢譜面が完成した!!

勝ちに行くぞォオ!!｣

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