伍拾陸 ページ12
冨岡side
それは突然だった
小「ぎゆー」
火照った顔にうるんだ瞳で俺に迫ってきたA
酒に酔ったのだと察した
不「おい誰だァ!!Aに酒を盛ったやつはァ!!
オラA、さっさとそいつから離れろォ!!」
宇「あー俺」
不「てめェ!何してんだ!!A未成年だろうがァ!!」
宇「酔った方がド派手におもしれーだろ!」
不「あァ?!」
不死川と宇髄が言い合いをしている最中
盛大に爆弾が落とされた
小「私ねぇっ、ぎゆーが好きなんだぁ」
『………は』
その言葉と同時に心臓が大きく動く
どこかでガラスが割れた音がした
甘「えええええ!!そうだったの?!Aちゃんは冨岡さんが好きだったのね?!」
不「おいA、そりゃどういう事だァ?」
時「ねぇそれ本当?僕じゃないの?」
小「ぎゆーはねすごくかっこいいんだよぉ」
伊「悪趣味だな」
宇「何言っちゃってんの?お前俺の嫁だろ?
ほら見ろよ俺の方が派手に色男だぜ?なぁAちゃんよ」
煉「よもや!!Aは冨岡のことを好いていたのか!!」
胡「あらあら冨岡さん石像みたいになっていますよ?」
それはそうだ
Aからそんなことを言われてしまったら冷静になどいれないだろう
悲鳴嶼さんは静かにお酒を飲んでいるが
実際に明らかに動揺している人達もいる
小「ねっ、ぎゆーは?ぎゆーは私のこと好き?」
これは…
なんと答えるのが正解か
周囲からの視線が痛いくらいに刺さっている
不死川に関しては最早殺気だ
宇「ほらA、こっちにこい」
小「んぇ?義勇がいいのに…」
『っ…!!』
なにかに心臓を貫かれたことに驚いていると気づけばAは宇髄の間にすっぽりと収まっていた
時「ずるい」
宇「はんっ、餓鬼にゃできねぇだろうな」
胡「大人気ないですね、宇随さん」
伊「まぁ冨岡の所にいるよりかは幾分かマシだろう」
心外…!!
宇「ほらこれ飲んどけ」
そう言って宇髄は水を渡した
はずだった
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すー(プロフ) - 青いGさん» そう言っていただけると嬉しいです(;_;) (2021年9月19日 14時) (レス) id: 54b0b0ceb5 (このIDを非表示/違反報告)
青いG(プロフ) - エッッッッ…待って好きです… (2021年9月18日 21時) (レス) id: c6a18ee833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すー | 作成日時:2021年9月2日 20時