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Aside





質問攻めから解放された後
私は錆兎さんと義勇さんの方へ向かった






『あの』

錆「どうした?」

『さっきは失礼なことを言ってしまってごめんなさい!』

錆「あぁ、いや気にする事はない
こっちこそ申し訳ないことをしてしまったな」

冨「すまない」

『いえいえ、謝らないでください!
それであの…聞きたいことがあって…』

冨「…聞きたいこと?」

『私…



6年以上前の記憶がないんです

だから、お二人がなにかご存知なら教えて欲しくて…』




私の言葉に2人は顔を見合せた
何か考えているらしい


錆「…よし、わかった
茶を出すから俺達の屋敷に来てくれ!」

『え、いいんですか?』

錆「いいよな、義勇」

冨「問題ない」









あっという間に屋敷についた


向かう途中で聞いた話だが
共に水柱になった際に、ずっと一緒にいたので屋敷も1つでいいとお館様に提案し
それ以降2人で暮らしているらしい






錆「男2人暮らしだし、あまり綺麗でもないがゆっくりしてくれ」


そう錆兎さんは言ったけど
無駄なものがなくとても綺麗なお屋敷だった





通された居間には
手作りだろうか、狐の面が二つ飾ってあり
その横には小さな箱が置いてあった

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作者名:すー | 作成日時:2021年10月18日 22時

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