参拾参 ページ34
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『「「ご馳走様でした」」』
錆「皿は俺が洗うからゆっくりしておいてほしい」
『え、いいの?』
錆「もちろんだ!」
冨「…じゃあ俺も」
錆「あー、いや義勇もゆっくりしておいてくれ!」
冨「……何故」
何度もお皿を割ったからです
『今日はいい天気だし縁側で待ってよーよ、1人じゃ暇だし隣にいてくれると嬉しいんだけど』
冨「承知した」
ムフフ、と笑う様子から納得してくれたのだと分かった
縁側に座れば心地良い風が吹いた
『そういえば長期任務だったんだよね
どうだった?』
冨「…厄介だった
中々姿を表さないから」
『そっか、それは大変だったね』
冨「…Aは不死川とは、どうだ?」
『え?実弥さん?』
どうって…どういう事だろう
冨「…2人で遊んだり…」
『あぁ、それなら遊んだと言っても2人で甘味処に行ったくらいかな?あとは買い物帰りで、たまたまあったり…』
冨「そうか、不死川のこと好きなのか?」
『もちろん!なんだかんだ優しくて頼りになるし…それに多少気は荒いけど家族想いで仲間想いで素敵な人だと思うよ』
冨「…そうか」
『でも突然どうしたの?』
冨「噂で聞いた」
『噂?どんな?』
冨「影柱は風柱を慕っていると」
『…え?』
慕っている?
つまり恋?
『え?!』
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作者名:すー | 作成日時:2021年10月18日 22時