参拾壱 ページ32
錆兎side
隊A「昨日の影柱様めちゃくちゃ優しかったよな〜」
隊B「俺たちみたいな平隊員のことも気にかけてくれるんだもんな」
Aの屋敷へ向かう道を歩いていると近くの食事処から会話が聞こえてきた
冨「……人気だな」
「そのようだな」
隊C「俺の嫁にきてくんねーかな」
隊A「ばっ、お前影柱様に手ぇ出してみろ!水柱様に殺されるぞ!!」
冨「………それは隊律違反では」
「ングッ…」
冷静に突っ込むのは辞めてくれ義勇
吹き出すところだっただろう
隊B「本物の家族くらい仲がいいって有名だからな、そもそも入る隙なんてねぇよ」
冨「…その通りだ」
「ン゙、ん゙んっ…もう行こうか義勇
あまり聞き耳を立てるのも良くないだろう
Aも待っているだろうし」
冨「そうだな」
隊B「まぁ影柱様は風柱様が好きらしいけど」
再び歩き出そうとした俺たちの足はその一言でピタッと止まった
隊A「はっ!?それまじかよ!」
隊C「うあーーーーっ、よりにもよって風柱様とは…っ」
隊A「付き合ってんの?!」
隊B「いやー、俺も詳しくは知らねぇよ?
ただ2人でいるとこを見かけたってよく聞くんだよな
なんかこう、雰囲気もそれっぽいらしくて」
隊C「あー、確かに俺も前見かけたわ」
隊B「ま、お似合いなんだよな、あの二人」
隊A「うわー、それ知ったら水柱様2人ともショック受けるだろうなああ」
「…もう行こう、義勇」
冨「…………あぁ」
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作者名:すー | 作成日時:2021年10月18日 22時