【イナズマイレブン】太陽が込めた言葉 (ページ46)

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195.ただの家族にページ46

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再びポジションチェンジをしたデザームがGKに戻る

《フレイムダンス》でボールを奪った一之瀬は有人くんへとパスを出す

マークがきつい豪炎寺だが、二人の息はぴったりで豪炎寺にボールが渡る

「《爆熱ストーム》」

「《ドリルスマッシャー》」

豪炎寺の新必殺技はデザームの《ドリルスマッシャー》を砕き、ゴールへと入った

「鳴上」

「何」

「お前の実力はそんなもんか。本気であいつらを倒すんだろ。お前が本気じゃなくてどうする」

なんだ、バレてたのか…

あーもう!と声を出してキッと豪炎寺を見た

「もう一点とる」

「ああ」

ゼルからボールを奪って豪炎寺と敵陣に攻め上がる

「鳴上!」

「ああ!」

豪炎寺からパスを受け取り、残るはデザームただ一人

「ソル様…っ」

「デザーム。絶対に助ける。だから、戻ろう、ただの家族に」

かかと落としでボールを埋め込んで、出てきたボールは炎を纏い、もう一度蹴ってゴールを狙う

「《プロメテウス》」

「くっ…《ドリルスマッシャー》」

粉々に砕けたドリル

ゴールに入る炎を纏ったボール

そこでホイッスルが吹かれ、試合終了

豪炎寺と目が合い、軽くハイタッチ

「本気、出せたな」

「まあ、ここまで皆に迷惑かけてきたからな。やる時はやらないとまたビンタされるんでね」

夏未に目を向けるとマネージャー達と喜んでいて、私も安心した

豪炎寺は、そんな事もあったな、と笑う

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