【イナズマイレブン】太陽が込めた言葉 (ページ36)

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185.他のチームページ36

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ギュッと拳を握る

目を閉じて、ふう、と息をつく

「鳴上!大丈夫か!?」

「あ、ああ。問題ないよ」

駆け寄ってきてくれた皆に微笑めば、夏未の形相がまさに般若状態になっていて、血の気が引いていった

「また、落ち込んでるんじゃないでしょうね」

「ないない。大丈夫。驚いただけ」

夏未の振りかざされた手を見て、早口で言葉を発すると、ゆっくりと動いて有人くんの背中に隠れる

「A!」

「夏未、怖い…」

そう言うと、夏未は頬を少し染めて、皆は笑った

「炎のストライカーは奴じゃなかった。さあ、また1から出直しだ」

今日は炎のストライカーの情報を得るため、再び聞き込みを開始したが、全くと言っていいほど目撃者もいなかった

「A。いいかしら」

「姉さん…」

姉さんに声をかけられ、二人でベンチに座る

「エイリア学園には、他にチームがあるの?」

「うん。姉さんも知ってるだろ。風介が、まだいる。ダイヤモンドダストっていうチーム」

「そう…」

そこで会話は途切れる

太陽の日差しが私達を照りつけ、額に汗を浮かばせた

「びっくりしたなぁ。晴矢の事」

「…そうね。満更でもないんでしょ」

「うっ…。それは、まあ…。今までお互いにチームメイトで、友達で、家族としか思ってなかったから予想外っていうか」

晴矢の事は好きだけど…、と口ごもりながら姉さんに言うと、姉さんはクスクスと笑う

それが妙に恥ずかしくて、私は口を尖らせた

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