【イナズマイレブン】太陽が込めた言葉 (ページ35)

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184.優しさは変わらないページ35

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「だったら、どうしたってんだ…」

「へえ。案外素直なんだね、バーンって」

拳を握り、ヒロトを睨み付ける晴矢だが、ヒロトはいつものように涼しい顔をしていた

「お前も例外じゃねえくせによ」

「さあ。どうかな」

肩を竦めてみせるヒロトに晴矢は、その話は後できっちりかたをつける、と言って横目で雷門の皆を見やる

「こいつらはジェミニストームを倒した。イプシロンとも引き分けた。お前らとやった後、まだまだ強くなるかもしれねえ。だからどれだけ面白い奴らか近くで見てやろうと思った。

俺は俺のやりたいようにやる。もし俺らの邪魔になるようなら、潰すぜ」

と円堂を指差す

「潰すと言ったな。それは得策じゃない。強い奴は俺達の仲間にしてもいい。違うか?」

「仲間?こんな奴らをか?」

雷門を仲間に?

ヒロトは一体、何を考えてそんな事を…

「教えてやろうか?豪炎寺って野郎もなぁ」

「お喋りが過ぎるぞ」

「お前に言われたかねぇな」

ヒロトがエイリアボールを蹴った瞬間、辺りは白い光に包まれた

二人が消える前、晴矢は確かに私に言った

「悪かった」

それは、私にボールをぶつけた事に対してだ

晴矢は本当に、優しい奴だ。変わってない…

服装は雷門のジャージに、髪型もいつものようになっていた

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