【イナズマイレブン】太陽が込めた言葉 (ページ25)

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174.やる気さえあればページ25

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「次の船は明日!?」

「まさか1日1便とはな」

「ここで足止めをくらうとは思わなかった」

「あんたのせいやで!」

「そんな!僕も被害者ですよ!」

目金が船から乗り出して落ちなければ今日中には沖縄に行けたんだよな

終わった事をとやかく言うつもりはないが、少しは反省してくれてもいいと思う

「今日はこの島に泊まるしかないわね」

「よし、練習するぞ!」

と声を出す円堂にどこでするんだ、と皆が言う

すると円堂は、やる気さえあればそこがフィールドだ、と砂浜を指差す

《正義の鉄拳》の特訓をする円堂

海の方からヒャッホーッ!とさっき目金を助けてくれた彼がサーフィンをしていた

波に乗り、飛んできた彼はよお、また会ったな、と言って、彼のすぐ隣にサーフボードが突き刺さる

「サッカーって、砂浜でも、やるもんなのか?まあ、いいか。頑張れよ」

彼はサーフボードを持って砂浜に寝転び寝始めた

練習を再開して、何を思ったのか塔子はリカに《バタフライドリーム》をやらないかと話を持ちかけた

「あたし達も強くならないと駄目なんだ!」

「そうだな。攻撃のバリエーションが増えれば作戦の幅も広がる」

最初は嫌がっていたリカも、一之瀬がいいんじゃないか、と言って態度は激変

塔子に早くするように言い、早速実践するが、ボールは変なところに飛んで、サーフボードに当たり、そのサーフボードが彼の上に倒れる

その衝撃で起きた

「ごめん!怪我しなかったか?」

「これ、蹴ったの誰だ…?」

あたしだけど、と言う塔子にサンキュー、とお礼を言った

「大丈夫なのか?」

「ああ。いいっていいって。そんな事は海の広さに比べりゃちっぽけな話だ。じゃあな」

そしてサーフィンをしに行った

「…居たな。海ほど心が広い奴」

「そうみたい…」

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