【イナズマイレブン】太陽が込めた言葉 (ページ22)

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171.やっと見つけたページ22

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目を閉じて、今までの出来事を整理していると、鳴上、と私を呼ぶ円堂

「円堂…」

「隣、いいか?」

私は頷いた

隣で木に背中を預ける円堂を見て、どうして、と思った

「俺も鳴上と同じだ。ずっと自分のせいだと思ってた」

「円堂のせいじゃないから」

「お前のせいでもないだろ」

顔を上げて、円堂を見ると、円堂は空を見上げてた

「もう、出発するってさ」

「そうか…」

「行かないのか?」

「私が行って、何が出来るんだ」

「たくさんあるさ」

そう言って一つ一つ挙げていく

「そんなの、これからのメンバーで補える」

「そうはいかない。俺は、お前とも地上最強イレブンになりたいんだ。いや、なると決めた」

それに、と言葉を続ける円堂は私の方を見てニカッと笑った

私は目を見開いて円堂を見る

「"サッカー大好き"って言わせてないだろ。お前がいなくなったら言わせる事出来ないしな!俺達のサッカーでエイリア学園を倒して、そんでお前にサッカー大好きって言わせる」

円堂は立ち上がって私に手を伸ばした

「諦めない気持ちが大事なんだ。諦めなければきっとエイリア学園を倒せる。だから来いよ。俺達と地上最強イレブン、なろうぜ!」

逆光で映る円堂はまさしく、チームを引っ張るキャプテンそのものだった

私は、やっと見つけたんだ

本当の仲間を

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