【イナズマイレブン】太陽が込めた言葉 (ページ11)

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160.サッカーなんてページ11

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「ソルはいつも本気でプレーしてないよね。もしかして、俺達に遠慮してる?」

「ち、違…!」

「負けたら、追放になるから?」

「違…」

「その優しさ、雷門にとって迷惑だよ」

ヒロトの言葉で気づかされた

言葉でエイリア学園を倒すなんて言ってるけど、結局は本気でプレーしていない私は雷門にとってお荷物になるだけなんだと

「さあ、戻ろう。エイリア学園に」

手を伸ばすヒロトの手に思わず手が伸びそうになる

それを止めたのが円堂だった

「円堂…」

「知ってた。本当はもっと、熱いプレーをする奴だって。見たぜ、お前のシュート!本気でプレーしないのには、何か理由がある。お前が理由も無しに何かをする事、無かったもんな!」

「でも、本気でプレーしてなかったのは事実だ…。私は、君達といてもお荷物にしか」

「そんなわけないだろ!あれだけのプレーが出来るお前が!サッカーが大好きなお前が!お荷物になんて絶対にならない!」

円堂の目はやっぱり真っ直ぐで惹かれる

「私は、サッカーなんて…」

私はこの目に何度、励まされただろう

「意地悪しすぎちゃったかな。ごめんね、A。もう決めたんだもんね、俺達と戦う事」

ヒロトは円堂に向き直り、言った

「さあ、円堂くん。サッカー、やろうよ」

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