106.告白の返事 ページ7
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「それで、雰囲気が変わってたのか…」
「うん」
「で、でも…そんな大事な事、私に話しても良かったのか」
「アツヤが、Aちゃんの事好きになっちゃったみたいだから。気持ちを伝えたいって」
いまだにマフラーを握っている手は少し震えている
吹雪くん、と声をかけると恐らく、弟のアツヤが出てきた
「驚いたか」
「少し…」
「でも、お前が好き、なのは変わんねぇ。あー、くそ。兄貴の奴、余計な事言いやがって」
恥ずかしそうに頬を掻くアツヤは視線を落とす
そんなアツヤを見て、私は笑った
「何笑ってんだよ。どうせ、俺の告白なんて気にも止めてねえんだろ。告白慣れしてそうだもんな、お前」
「そんな事はない。上から告白されたのは初めてだ」
「やっぱ余裕あんじゃねえか」
「ないって。凄くドキドキしたさ」
ムスッとした表情から一変したアツヤは、俺の方がしてるっての、と呟く
「でも、返事は待ってくれないか。私はエイリア学園を倒さないといけない。やるべき事が終わるまで、私は幸せにはなれない」
「それって、期待して待ってろって事か?」
「さあ。それはどうだろうな?」
「勿体ぶりやがって…」
「そんな事言わず戻ろう。早く戻らないと、マネージャー達に何を言われるか分かったもんじゃない」
私が歩いても一向に歩かない
振り返って、行こう、と声をかけても動かない
「アツヤ。もう暗い。戻ろう」
「…それは反則だっての」
私の隣へと歩いてきて、二人で並んで歩く
「マネージャー達に何か言われんのはお前と兄貴だから俺には関係ねえ」
「おい」
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☆逢華§日向大好き★(プロフ) - 汎用うさぎさん» ついでを言うと私もそうなんです。占いの作者として占いを更新しないといけないなとは思ってるんですが、どうもスランプで。いけませんね。 (2017年7月29日 20時) (
レス) id: 0a811d29e6 (このIDを非表示/違反報告)
☆逢華§日向大好き★(プロフ) - 汎用うさぎさん» うん^∀^ありがとう！アツヤ君もいれてあげてくれる？けっこう吹雪兄弟私好きだったから。 (2017年7月29日 20時) (レス) id: 0a811d29e6 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - きのこさん» そこまで褒めていただけるなんて嬉しい限りです。ありがとうございます。更新頑張ります。 (2017年7月18日 6時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - 話の進め方、一つ一つの表現、全てが素晴らしいと思いました。表現力、話への引き込み方は最近私が見た中で1番のものだと思います。これからも更新頑張ってください (2017年7月18日 0時) (レス) id: 46dfb52275 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - ☆逢華§日向大好き★さん» 吹雪が好きなんですね。この作品は吹雪寄りにするので今はまだ甘くないかもしれませんが、これからは少しずつ甘くしていきたいと考えているので引き続き読んでくれると嬉しいです。 (2017年7月15日 19時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2017年7月15日 16時
