127.お喋り ページ28
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「なんで、君が知ってるんだ」
「影山さんが言ってたんだよ。欲しい人材だってな。三年間サボってたくせにあの正確さ、ボールコントロール。並みじゃねえな」
何度目か分からないが不動を睨む
だが、特に気にした様子もなく、ペラペラと話始める
「お前が親に捨てられたって事も知ってるぜ」
「……それが?」
「そしてエイリア学園のあの人に拾われた。お前、本当はただの人間だもんな!奴らと対等じゃなくなって逃げ出したんだろ!いい気味だぜ!」
こいつは、何も知らない
私がエイリア学園から逃げ出した理由を
「それで?三年かけて戦いに来た!?マジウケんだけど!しかも、なーんもやってねえんだもんな!かつての仲間を裏切ったお前は、かつての仲間にぼこぼこにされる。因果応報ってやつだよ!」
「おい、てめえ!いい加減に」
アツヤの腕を掴んで止める
私を見るアツヤは悔しそうで、私の分まで怒ってくれてるような気がして、少し嬉しかった
「不動。君はお喋りが多いね。それを付けてると、口も達者になるのかな」
「ちっ…」
「試合、始まるよ」
アツヤの腕を離して、試合再開に備えようとしているとガシガシと頭を撫でられた
「見栄張ってんのバレバレなんだよ、ばーか」
ほら、と手を握られると自分の手が少しだけ震えているのが分かった
図星突かれちゃ、平静ではいられないか
「彼にはバレてないと思うか」
「バレてないと思うぜ。悔しそうにしてたし。俺もまあ、掴まれてた時に震えてるのが分かったっつうか」
「ありがとう。気付いてくれて」
「……おう」
少し照れくさそうにしてるアツヤに向けて微笑むと、アツヤも私に向けて微笑んだ
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☆逢華§日向大好き★(プロフ) - 汎用うさぎさん» ついでを言うと私もそうなんです。占いの作者として占いを更新しないといけないなとは思ってるんですが、どうもスランプで。いけませんね。 (2017年7月29日 20時) (
レス) id: 0a811d29e6 (このIDを非表示/違反報告)
☆逢華§日向大好き★(プロフ) - 汎用うさぎさん» うん^∀^ありがとう！アツヤ君もいれてあげてくれる？けっこう吹雪兄弟私好きだったから。 (2017年7月29日 20時) (レス) id: 0a811d29e6 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - きのこさん» そこまで褒めていただけるなんて嬉しい限りです。ありがとうございます。更新頑張ります。 (2017年7月18日 6時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - 話の進め方、一つ一つの表現、全てが素晴らしいと思いました。表現力、話への引き込み方は最近私が見た中で1番のものだと思います。これからも更新頑張ってください (2017年7月18日 0時) (レス) id: 46dfb52275 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - ☆逢華§日向大好き★さん» 吹雪が好きなんですね。この作品は吹雪寄りにするので今はまだ甘くないかもしれませんが、これからは少しずつ甘くしていきたいと考えているので引き続き読んでくれると嬉しいです。 (2017年7月15日 19時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2017年7月15日 16時
