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とんとんと完成した書類をデスクに当てて揃えて脇に置く。
次の書類に手を伸ばして内容を確認していると、
「橘さん…。」
「平方君…。」
帰ったと思っていたけど少し話があると云われて、如何したのか尋ねる。
云い淀む彼の顔はほんのりと赤い。
「…本当は、食事の時に云うつもりで、橘さんに好きな人が居ると云われた時は諦めないといけないとは思ってたんです…。」
「え…？」
「でも、俺、やっぱり橘さんが好きです！」
突然の好意に私は石になったかのように固まる。
男性から告白されるのは初めてで断り方が分からない。
「わ、私には好きな人が…。」
「知ってます！でもお付き合いはされてないんですよね！？なら、俺にもチャンスが、」
「無ェよ。」
後ろから聞こえた声。
腕を掴まれる温かい手。
「此奴は俺のだ。」
「中原幹部…。」
「悪い。不安にさせたよな。」
掴んだ腕を引いて、軽く指にキスを落とされる。
その後の幹部の瞳は熱を帯びていた。
「行くぞ。」
「え、あの…。」
そのまま腕を引かれて着いたのは幹部の執務室。
扉に鍵が掛けられて外からは開けられなくなってしまった。
焦る私を優しく包み込むのはただ一人。
「莫迦みてェだな。俺も、手前も…。」
「え…。」
「なァ、キスしたい…。」
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鈴神(プロフ) - 本当に本当に今読ませて頂いてる唯一の夢小説ですが情報過多すぎて、、このお話に激重感情抱いてます、、二人が幸せになりますように。 (11月23日 20時) (
レス) id: c20e30a6a0 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します！中也さんイケメンとキャッキャしてたら、まさかの展開でビックリです……！これからどうなっちゃうの〜〜！？という気持ちがいっぱい過ぎて……。主様のペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています！ (11月23日 20時) (レス) @page32 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2023年11月10日 12時
